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ブル中野、日本人女子初WWE殿堂入り…は当然だろう

 3月7日、WWEはブル中野(56歳)を2024年度WWEホール・オブ・フェーム(WEE殿堂)の一人に選出したことを発表した。

 日本人プロレスラーとしてはアントニオ猪木、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー、グレート・ムタ(武藤敬司)に続く5人目、日本人女子レスラーとしては史上初となる。

(⇒ 日刊スポーツ 2024年3月7日記事:ブル中野、WWE殿堂入り「泣いてしまいました」「やっと報われたな」4・6式典出席)

(⇒ ABEMA格闘TIMES 2024年3月7日記事:「すべての苦労が報われた。これでようやく終われるなって…」日本が世界のプロレス界に誇る“女帝”が流した涙 ブル中野、日本人女子初の“WWE殿堂入り”快挙)


 今回のブル中野の選出に異を唱える人は、いないだろう。
 
 それどころか「遅きに失した」と思っている人が大多数だろう。

 もし日本人女子レスラーの中で誰か一人WWE殿堂入りを選ばなければならないとすれば。もちろんブル中野を措いて他にはない。

 あるとすれば、あの大昔のJBエンジェルス(立野記代&山崎五紀)くらいである。

 今回の選出に際し、WWEのトリプルHは「彼女は史上最高のプロレスラーの一人」と讃えたらしい。

 これは私もそう思う。

 特に女子プロレスにおいては、世界的に見てもブル中野は史上最高クラスの一人だったと思う。

 まずあのメイクと垂直に逆立った長い髪は、まさに一度見たら(令和の子どもたちでも)忘れられない容姿である。

 そしてあの女帝そのものの風格は、(あんまりこういう言い方はしたくないが)イマドキの女子プロレスラーには逆立ちしても出せないものがあると思う。


 そのブル中野も(有名な話ではあるが)全日本女子プロレスでは名物的なイジメに遭い、悪役に転身「させられた」ときには当時の彼氏とも別れるなど、ハードなレスラー人生であった。

 全日本女子プロレスにせよ他の団体にせよ、昔のプロレス団体は今でいうブラック企業――超絶ブラック企業――みたいなところが多かったようだ。

 しかしもしかしたら、ブル中野のようなレスラーはそういうブラックな環境の中でこそ生まれたのかもしれない、とは誰しも少しは思うだろう。

 もしブル中野が現代の女子プロレス団体に入っていたらどうなっていたか、というのは、答えなど決して出ないがなかなかの難題だろう。

 さて、今回のブル中野WEE殿堂入りで一つだけ懸念があるのは、今後日本人女子レスラーが後に続くことはあるのか、という点である。

 ブル中野がアメリカで活躍したのは、日本でトップをとった後の1990年代の話である。

 それ以後、現在に至るまで、ブル中野ほどの活躍をアメリカで示した日本人女子レスラーはいないし、今後も出てくるとはちょっと想像しにくい。

 なんか、もう、何十年にもわたって日本人女子レスラーはWEE殿堂入りしない――

 もしかするとブル中野が史上唯一になるのかもしれない、とも感じるのだ。

 それを除けば、今回のニュースにはおめでとうございますの一言に尽きる。

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[C96] アスカはWWE殿堂入りするでしょう

現役女子選手のなかで未来のHOF候補を考えればASUKAでしょう 女子初のグランドスラムもやったし むしろ取らないはずがない
  • 2024-03-09 11:25
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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

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