3月17日の新日本プロレス後楽園ホール大会で、内藤哲也とSANADAのニュージャパンカップ2023準々決勝戦が行われ、SANADAが勝利した。
その直後、
SANADAはロス・インゴベルナブレス・ハポンからの脱退とJust 4 Guys――これでJust 5 Guysになったが――への加入を宣明した。
(⇒ プロレスTODAY 2023年3月17日記事:【新日本】SANADAが『NJC』準々決勝で内藤哲也から勝利後に事件!「今日をもってロスインゴを辞めます」タイチらと衝撃の合体で“Just 5 Guys”に!) SANADAの去就については、かねてから噂されていたところである。
最近の「絶不調」は、その前兆ではないかと誰しも思ってきたところである。
しかし新日本の「SANADA問題」は最近どころではなく、もう何年も続いてきた問題だった。
これについて「いまだ解決してない」とこのブログで書いたのは、なんと2年も前のことだ。(⇒ 2021年2月11日記事:新日本2.11広島大会-SANADA問題いまだ解決せず) 日本のプロレス界で、SANADAほど誰からも安定一致して評価の高いレスラーというのは、そんなにいない。
いや、そういうレスラーはたくさんいるのだが、その代表格と言ったらいいか。
そのSANADAにして、新日本で“芽が出る”のが異様に遅い――というのが、SANADA問題である。
こう言ったらSANADAファンには怒られるのだろうが……
まるでNOAHにおけるマイバッハ谷口(谷口周平)を思わせる、と言っては言い過ぎか。 今回のJust 5 Guys入りでSANADAが今度こそブレイクし新日本の頂点に立つのかと言えば、何とも言えない。
確かにJust 5 Guysの中では「トップ選手」だとは言えるだろうから、ロスインゴの中にいるよりは立場上昇ではある。
事実上のユニットリーダーとして(TAKAみちのくは名誉リーダーだと考える)、いよいよ新日本のトップを狙う足掛かりができたとは言えるかもしれない。
ただ、仮にそうなるとしても、正直あまりに遅すぎたと言えはしまいか。
私には、新日本はずいぶんSANADAを冷遇していると感じられてきたし、その理由もイマイチよくわからないのだが、あなたはどうだろう。
そして、Just 5 Guysの中では、ヘビー級選手としてトップ選手扱いだろうとはいえ……
それでも存在感においてはタイチの方が上ではないかと思わせるのは、やっぱり冷遇期間・問題期間が長すぎたということではないか。
とはいえ、長く長く憶測されていたロスインゴ脱退がようやく現実になったのは、一歩前進である。
今度こそ、のSANADAの飛躍に期待したい。
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