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レスラー短感02 田上明・NOAH社長の元気のなさは異常ではないか?

20150616週刊プロレス2013年12月18日号
週刊プロレス2013年12月18日号


20150616田上明の挨拶
社長・田上明の挨拶


 6月13日(広島)、6月15日(大阪)の2大会で、NOAH勢は鈴木軍からGHCベルトを一本も奪い返すことができなかった。

 また、森嶋猛は9月19日に大阪で引退試合を行なうとNOAHからアナウンスされていたが、本人のコンディションが整わないとのことで延期になった。(それにしても、何でこうもドタバタするのだろう。)

 だが、それらはよい。

 今回取り上げたいのは、(記事のタイトルそのまんまだが)NOAH社長である田上明(たうえ あきら)の元気のなさは異常ではないか、ということである。


 NOAHの中継を見た人は、誰もが思っていると思う。

 リング上で試合前の挨拶をする田上明は、どうしてあんなにも元気がないのか。

 しゃべり方もそうだが、内容自体も「本日はご来場ありがとうございました。応援よろしくお願いします」以外のことは滅多に言わない。

 観客の気分を高揚させようとか、強い決意を示すとか、そんな思いは完全に欠落しているように聞こえる。


 これがプロレス団体の社長、しかも元レスラーである。

 さらに言えば、三沢光晴・川田利明・小橋建太と並ぶ「四天王」と呼ばれた男である。


 現役時代の田上は「ダイナミックT」とも呼ばれた。「田上火山、大噴火」と呼ばれることもあった。

 しかし今のプロレス界で、ダイナミックという言葉と最も遠い場所にいるのは彼である。

 「大噴火」などという言葉は、間違っても浮かんでこない。



 三沢光晴の死後、田上は直ちに社長に就任した。

 しかし誰も、彼が三沢の後継者だとかNOAHの新たな象徴だとは呼ばなかった。

 そう呼ばれたのは、副社長の丸藤正道(まるふじ なおみち)である。


 方舟NOAHを「田上丸」と呼ぶことも少しはあるが、しかし彼が船長だとイメージする人はごく少ないはずだ。

 「元・四天王レスラー」の「社長」であれば、彼が船長と認識されて当然なのにそうならない。

 しかも、誰もそれを異としない。

 客観的に見て、「置き物社長」と揶揄されるのも仕方ないだろう。

20150616週刊プロレス2009年7月15日号
週刊プロレス2009年7月15日号



 ただし、思えば彼は、現役時代から練習嫌いで知られていた。

 小橋の練習の誘いから逃げ回っていた、という話も有名である。

 ちょっとどの本か探し出すことができなかったが、故・山本小鉄(新日本の「鬼軍曹」)はその著書の中で、

「全日本四天王の一人と呼ばれる田上明の体、ありゃ何だ」

 という意味のことを書いていた
記憶がある。


 もし小鉄が生きていたら、今の田上を見てどう言ったか(思ったか)は想像に難くない。

 プロレス関係者でもない私でさえ――いや、何も知らない一般人があの挨拶を見てさえ、

「これが元プロレスラーか、プロレス団体の社長なのか、ありゃ何だ」と思うに決まっている。

 と言うより、「あのおじさんは鬱病か何かじゃないか」と思っても不思議はない。

(それでもあの挨拶の後に拍手が起こるのは、「プロレスファンの優しさ」の一例なのだろうか?)


 あれはもう、プロレス団体の社長として許されないレベルに達していると思う。

 そしてまた、本当に何かの病気ではないかと心配になるレベルに達してもいる。

 そういう人が社長を務める団体・会社が発展するとはとても思えない、というのが正直な感想である。



 もしかしたら田上には、今のNOAHの状況について大きな心労があるのかもしれない。

 本当はやりたくもないのに、心ならずも仕方なく社長を務めているのかもしれない。

 それは、一種の自己犠牲なのかもしれない。

(企業の社長の通例として、NOAHの債務の連帯保証もしているだろう。)

 もしそうだったら、この記事で悪いことを書いたと思う。

 しかしやはり社長とは、カラ元気でもいいからもう少し元気を見せるべきではないか。

 もともと控えめで木訥な性格だというのはわかるが、あの話し方は本当にどうにもならないものなのだろうか。

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コメント

[C6]

私は、6月13日の広島大会を、観戦しに行ってきました。

試合開始前に、会場のトイレで、田上社長とすれ違い、何だか疲れているように見えました。

さらに、試合終了後の、三沢光晴追悼セレモニーでのあいさつを聞き、そのあまりにもの覇気の無さに驚きました。

何か重い病気でなければ良いが、と真剣に心配しています。
  • 2015-07-03 23:50
  • ムームー
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[C8] Re: タイトルなし

 本当に、誰もが感じることだと思います。
 私もこんな記事を書いてはいますが、かなり本気で心配しています。
 団体としても本人にとっても、社長業からも「引退」した方がいいのではないかと思うのですが……
 そうできない事情があるのでしょうか?
  • 2015-07-04 01:59
  • 平 成敏
  • URL
  • 編集

[C12]

田上社長はあくまで、丸藤が社長になるまでの「つなぎ」というスタンスだと思うのですが、三沢光晴亡き後の方舟の船長は、あまりにも荷が重かったのでしょうか?

三沢光晴の七回忌も済んだことだし、そろそろ丸藤に社長交代しても良さそうに思うのですが。

それとも小橋が社長になるという線は無いのでしょうかねぇ。
  • 2015-07-04 18:33
  • ムームー
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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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