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7.16NOAH武道館-拳王戴冠、武藤が清宮に敗れる

 7月16日のNOAH武道館大会では、

(1) 拳王が小島聡を下し、GHCヘビー級王座をNOAHに奪還

(2) 武藤敬司が引退ロード1戦目で、清宮海斗に「4の字固め」で敗れる


 が2大ポイントとなった。

 
 まず(1)であるが、結局、小島聡の王座は防衛ゼロ回の1か月天下であった。

 私はいくら何でも、新日本の選手が王座を獲ったからにはこんな短期で王座陥落するとは思っていなかった。

 拳王の挑戦は退け、次は中嶋勝彦の挑戦を受け、それで王座陥落になると予想していたのである。

(⇒ 2022年6月12日記事:武藤引退予告、小島GHC戴冠、中嶋掌打で遠藤失神…サイバーフェス2022の変)


 もう何度目になるかわからないが、我ながらつくづく自分の予想は当たらないものだ。(笑)

 そして拳王が勝負を決めた新必殺技は、ムーンサルトして両膝を相手にぶち当てる(ぶち落とす)という、またまた危険極まりない「ムーンサルトダブルニーアタック」という技であった。

 以前も書いたが、私はプロレス界で最も危険な技は「伊藤薫の(コーナートップからの)フットスタンプ」だという印象を持っている。

 しかしコーナートップから両膝でムーンサルトで腹に落ちてくるというのも、それに匹敵する危険性だ。
 
 いったい人間というのは、そう簡単に内臓破裂はしないということなのだろうか……?

 ところでまたまた当たらない予想をして恐縮だが、やっぱり次に王者になるのは中嶋勝彦になるのではないかという予感が、まだビンビンにする。

 とはいえプロレス界随一の論客?であり発信力を持つはずの拳王には、長期防衛して今度こそその発信力を生かしてほしいとの思いもある。

 
 次に(2)であるが、清宮の方がドラゴンスクリュー、シャイニングウィザード、そして最後に4の字固めという武藤敬司の代名詞的技を次々に繰り出して勝利するというのは、ちょっとやりすぎ・できすぎの印象がある。

 そして試合後、武藤自身が清宮にこれらの技を譲る(そして例によってロイヤリティーを取る)と言ったのは、これまた安売りし過ぎの感がある。(笑)


 とはいえ確かに、今はNOAH所属である武藤にとって、自分の技を継承させる(これからも長く活動しそうな)若い選手と言えば、やっぱり清宮になるのだろう。

 今大会は集客はかなり苦戦したようだが(武道館でやって3512人)――
 
 それでもNOAHは前に進もうとしている、と言うことができるだろうか。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙 表紙:『もうすぐ無人島になる瀬戸内の島へ』 ブログ販売欄掲載用

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