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Super Jr.はKUSHIDAが優勝――新日本ジュニアの「新しいステージ」とは

20150607KUSHIDA(新日本)
KUSHIDA(新日本)新日本公式HPより


20150607カイル・オライリー(ROH)
カイル・オライリー(ROH)新日本公式HPより


 ついさっき、スカパー・テレ朝チャンネル2(ワールドプロレスリングLIVE)で新日本・スーパージュニアの決勝戦を見終わった。

 決勝カードは KUSHIDA(新日本)vs カイル・オライリー(米ROH)。

 約30分の戦いの末、KUSHIDAがホバーボード・ロックで勝利。


 それにしても新日本の大大会の最終戦というのは、本当にハズレがないと思う。

 少なくとも私の見てきた限り、「これはつまらない試合、時間の無駄遣い」と感じたことはない。

 だいたいいつも開幕前は「また変わりばえのしないメンバーだな」と思うのが慣例だが、それでも最後は納得している。 

(これはG1も同じ。とは言っても、やはり一人は変わり種を入れてほしいとは思っているが)




 このことは、新日本のレベルの高さを示しているのだろうか?

 最近の『週刊プロレス』誌上のインタビューでAJスタイルズ(現・新日本IWGPヘビー級王者)は、「申し訳ないが、新日本とTNAのレベルは比べようがない」(新日本の方がはるかにレベルが高い)ということを言っていた。

 米TNA(トータル・ノンストップ・アクション)は、AJの前所属団体である。

 日本ではスカパー・日テレジータスで2ヶ月遅れくらいで放送されており、私も毎回ほとんど欠かさず見ている。

 そして、AJの言うことは正直な感想なのだろうと思う。

 何も知らないただのファンから見ても、両者の全体的試合レベルには大きな差があると感じないではいられない。



 たとえプロレスファンでなくても日本人がTNAの放送を見て思うのは、とにかくやたらマイクの時間が長いことだろう。

 正確に測ったことはないのだが、どうも放送時間の4分の1~3分の1くらいは試合ではなくマイクアピールなのである。

 もしこんな方向に新日本がギアチェンジしたら、ファンの猛反発を食うに違いない。

 俺らは「劇」を見に来たんじゃない、試合を見に来たんだと言われるに決まっている。

 むろんシニカルなプロレスファンなら「どっちも劇だろ」と言うだろうが、しかし「ドラマ劇」と「戦闘劇」はやっぱり違う嗜好である。

 WWEもロクに見てない私が言うのも何なのだが、新日本(もしかしたら、日本のプロレス界全体の上の部分)が、試合としては世界のトップレベルにあるのは確かだと思える。

(断っておくが、TNAがつまらないと言っているのではない。だったら毎回見てはいない。)


 とはいえ、オライリーはもちろんのことKUSHIDAも新日本の生え抜きではない(インディー出身)。

 決して新日本だけに「いい選手を育てる能力」があるわけではない。 

 だが、新日本という場が世界中から「いい選手を集める機能」を持っているとすれば、それは大きな強みである。


 今のところ、日本のプロレス界で世界進出の現実的な可能性を持っているのは新日本のみ。

 そして日本のプロレスには、「試合で魅せる能力」が確かにある。

 世界のレスラーには、それに応じる者・憧れる者が大勢いるだろう。

(特に全世界の口下手レスラーは、日本を目指すべきだと思う。)

 KUSHIDAは「新日本ジュニアを新しいステージに持っていく」と言っている。

 意地悪く解すれば、そんなのは誰でも言いそうな(そして言ってきた)ことである。

 新しいステージとは具体的には、世界進出のことをいうと私などは思っている。

 ぜひ、今日のような試合を全世界に見せていってほしい。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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