この2日間で、プロレス界に(全く種類の違う)2つのビックリが生じた。
一つは4月30日のNOAH両国大会で、
潮崎豪が清宮海斗を退けてGHC王座を防衛した後、現れた次の挑戦者が小島聡(新日本)だったことである。
もう一つは5月1日のマーベラス後楽園ホール大会で、
門倉凛が佐々木健介・北斗晶夫妻の長男である健之介さんとの結婚を発表したことである。
まず、後者の方だが――
誰かが結婚するという話はたいていビックリするものだとは言え、この組み合わせは予想もしなかったものだ。
門倉凛は29歳、健之介さんは23歳で、かなりの姉さん女房かつ夫の方は早婚ということになるが――
全くの印象でしかないとしても、門倉凛は良妻になりそうな女性のような気がする。
しかし誰もが直感するように、彼女が
「鬼嫁二世」とか言われる近未来は、大勢の人に見えているのではなかろうか(笑)
それにしても感じるのは、北斗晶と佐々木健介がプロレス界とこんなにも縁が切れていない、ということについてである。
もっともダイヤモンドリング解散以来、佐々木健介の方はずいぶんプロレス界から遠ざかった印象がある。
しかし北斗晶の方はアッセンブル立ち上げをはじめ、プロレス会場にもたびたび姿を見せるなど、引退レスラーの中ではトップレベルにプロレス界との関わりを続けている印象がある。
それでもまさか、あの長男の健之介さんが門倉凛と結婚までしようとは……
何にしてもこれはめでたいニュースである、佐々木家とプロレス界の繋がりがいよいよ強く更新されたという意味においても……
さて話はガラっと変わって、小島聡のGHC挑戦について。
これにはみんな、驚いたのではなかろうか。
一言でいえば、「なぜ小島なのか」と。
この日、小島聡は「史上最大のX(エックス)」と紹介されて別の試合に登場していた。
しかしこれは、いかに小島聡の大ファンにとってみても「フカし過ぎ」の紹介と思えたに違いない。 いくら何でも言い過ぎだ、と思わなかった人がいたろうか。
これがオカダ・カズチカとかであれば、確かに史上最大のXと言われてもしっくりきただろうが……
別に、小島聡に悪意があるわけでは全くないが――
なぜ今ここで小島聡なのか、というのは誰でも抱く疑問だと思う。
それはここ最近、NOAHが「50代レスラー」を積極活用していることの一環なのだろうか。
その最大の目玉である武藤敬司が負傷欠場し、現役王者の藤田和之までコロナ欠場してしまったことの穴埋めの流れなのだろうか。
それは確かに小島聡が熱戦を見せてくれるのは保証付きだろうが、しかしそれでも小島が勝つかもしれない、と思うファンはごく少数だと思われるのだが……
今度ばかりは、NOAHの考えが見えてこないと思っている人は、多いのではなかろうか。
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