米国時間10月31日(日本時間11月1日)、ついに大仁田厚が念願の「(本場・正統の)電流爆破アメリカ進出」を果たした。
今までも大仁田はアメリカでの電流爆破はやったことがあるが、そのときは現地の電流爆破技術者(と呼ぶのだろうか……)を使ったため、実に不満足な爆破に終わっていたとのこと。
しかし今回は「専任の電流爆破、有刺鉄線の技術者」を3人帯同し、万全の体制で臨んだらしい。
(「有刺鉄線の技術者」というのがあるのだ、世の中というかプロレス界には……)(⇒ プロレスTODAY 2021年11月1日記事:大仁田厚、ハロウイン仕様の電流爆破で米国のファンが熱狂!フロリダ、ロサンゼルスなど各地からオファー殺到) 上記引用記事と写真を見る限り、会場は大盛り上がりで爆破もスゴかったらしい。
もちろん大仁田厚と言えば電流爆破なのだが、同時に「引退詐欺」の悪評も高い。
だがやっぱりこういう報道を見ると、大仁田がいまだに64歳で引退していないのは、結局は良かったことと言うしかない―― と、そんなことを思ってしまう。
言うまでもなく、「大仁田厚のホンモノ電流爆破」がアメリカに上陸したからと言って、全世界にネット中継されたからと言って、それがグローバルな巨大マーケットになるというわけではないだろう。
あくまでそれは、ごく狭い世界のミニマムマーケットには留まっているだろう。
しかし
それでもなお、もう大仁田の電流爆破とは「日本の(誇る?)輸出コンテンツ」の一つにはなっているのではなかろうか。
これは、何もいいことが言われない日本の経済と産業の現状を見るとき、まことに希有なことだと言わねばならない。
今どき日本の産物なりコンテンツなりが海外で熱狂的に迎えられたなんてニュースは、滅多に聞けないものだからである。
それとは別に、
もしかして大仁田厚は「海外での引退試合」をこれから何度か行うのかもしれない――
という気もちょっとしたのであるが……
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