最近全然プロレスを見れていなかったのだが、その間の8月16日――
新日本プロレスのスーパージュニアタッグリーグ戦において
、SHOがYOHを裏切って(見限って)ショックアローを喰らわせるという事件が起こった。
これで二人のロッポンギ3Kは解散・分裂である。
二人は開幕3連敗中で、いいかげんSHOが業を煮やした形だ。
しかし思えば
7月1日、SHOがGLEATの旗揚げ戦メインにUWFルールで出場したのは、彼が別の道を行く前兆だったのかもしれない。 そしてまた、本当に引退まで続くタッグはごくごく少数である以上、来るべきものが来ただけというものかもしれない。
SHOとYOHはそのリングネームが示すとおり、セットで売り出されたレスラーである。
しかしこうなった以上、
やっぱりどちらかが(たぶんSHOが)リングネームを変えることになると思う。
ところで気になるのは、今
後の二人はテンコジ型になるのかノーリミット型になるのか、という点だ。
テンコジ(天山広吉と小島聡)は言わずと知れた、プロレス界では今でも誰もが真っ先に思いつくような代表的タッグチーム。
しかしそのテンコジさえも、分裂し敵対する時期はあった。
(そんな時期があったとは想像も付かないファンも多いだろう。)
一方ノーリミットは、内藤哲也と高橋裕二郎のタッグ。
こちらはもう、そんなタッグがあったのかと思うくらい見事に忘れ去られている。
しかし知っている人にとっては、その後の二人の差があまりにも開いたことで有名な「残酷タッグ」として知られているのではなかろうか。
どうも私には、この二つのタッグが(少なくとも新日本では)それこそ代表的なタッグタイプを示しているように思われる。
となるとYOHとSHOのロッポンギ3Kは、どちらのタイプのタッグなのか……
もちろんこんなことわかるわけないが、なんとなくテンコジタイプであるような気はする。
確かにYOHは純粋プロレスラーとしか言いようがないが、
SHOはそれよりはずっと格闘技寄り(まさにUWFだが)と、
もともと相容れないタイプだと見れないこともない。
しかしそうして別の道を行った二人が再合流すれば、これはこれでまた面白いと思うのである。
考えてみれば
新日本の選手とUWF(寄り)の選手のタッグチームというのも、今までそんなにはなかった気がする。 はたして二人の、進路やいかに……
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