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なぜ今、デビル紫なのか-突然の全日本の台風の目

 5月21日、全日本プロレスは「ジュニア バトル オブ グローリー2021」の出場選手をリング上で発表した。

 その中で人を瞠目させたのは、「デビル紫」という紫の覆面をかぶったレスラーであった。

 この出場選手の中にはバラモンケイがいたというのに、それをも上回るインパクトである。


 デビル紫は何ともふさわしいことに――安直と言えば安直だが――、ユニット・パープルヘイズの新戦力だという。


 それにしても、デビル紫……

 この2021年にそんな名前が復活しようとは、誰が予想したろうか。

 デビル紫とは、1970年代に「あの」国際プロレスで活躍した選手である。

 1980年には既に引退し、2017年に亡くなった。

 本名は村崎昭男(むらさき あきお)さんであった。

 ここで初代デビル紫というレスラーがどんなレスラーであったのか、を書くべきだろうが――

 しかしもちろん、あまりに古すぎてさすがに全然知りません……

 なので、この突然のデビル紫復活劇については、流智美さんにでも触れてほしいと思う次第……


 さて、おそらく今の全日本ファンのほとんどが、初代デビル紫の名を知らないと思う。

 知っているのはせいぜい2割くらいだと思う。

 国際プロレスと言えば「ラッシャー木村」を思い浮かべる人であってもなお、デビル紫の名まで連動して思い出せる人は非常に少ないのではないか。

 「デビル雅美」?と思う人の方が、ずっと多いのではないか。


 そんなことは全日本プロレスもわかっているはずなのだが、なぜ今、あえてデビル紫なのだろうか。

 もちろん、単に「紫=パープル=そう言えばピッタリの名のレスラーがいた」という連想に過ぎない、という可能性が一番大きいのだが……

 それでもプロレスファンの中に、ちょっとしたざわめきを引き起こすには成功しているかもしれない。

 はたして全日本は、何をファンに語りかけようとしているのか……

 少なくとも私的には、デビル紫が全日本の台風の目になってしまった(笑)

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙 表紙:『もうすぐ無人島になる瀬戸内の島へ』 ブログ販売欄掲載用

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