乳癌と闘病中であった元女子プロレスラー・亜利弥’が8月27日、亡くなった。享年45歳。
また8月26日には、日本格闘技界の顔の一人である山本“KID”徳郁(のりふみ。41歳)が、自身のインスタグラムで癌闘病中であることを発表した。
今はグアムで車椅子生活をしながら治療に当たっているという。
そしてプロレス・格闘技界とは別だが、ちびまる子ちゃんで超有名な漫画家のさくらももこ氏が乳癌により、8月15日に亡くなっていたことも発表された。享年53歳。
まさに、世の中には癌という病気の猛威が吹き荒れていることを実感させられる、立て続けの知らせである。
亜利弥が乳癌ステージ4に入っていることを発表したのは2016年。
乳癌ステージ4の今後5年以内の生存率は約30%らしいが、確かに彼女は5年生き続けることはできなかった。
残念である。
(⇒ 2016年2月18日記事:Rayが悪性脳腫瘍に-女子プロレスラーと難病) 人が70代や80代で亡くなれば、それは我々も残念にしても「しょうがないな」とは思う。
しかし40代や50代で亡くなるというのは、やはり早すぎる――
そしてまた、身につまされる。
こういうことは決して稀なことではなく、誰しも友人や知り合いや同級生の、一人や二人は若くして失っているだろう。 そしてもちろん、自分が次の健康診断で「癌発見」ということになるかもしれない……
とは、誰しも感じずにいられないことである。
自分が40代や50代で死ぬ、というのは、他のどんなことより恐ろしいことだ。 プロレスラーだろうと格闘家だろうと漫画家だろうと、誰もが小橋建太や垣原賢人のように、癌を克服し快方に向かうわけではない。
奇跡は、そう簡単には――周りの人の願いのままに、そう都合よく起こりはしない。
しかしやはり、それでも、“神の子”山本KID徳郁ぐらいには、奇跡が起こることを願いたいものである。
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