海の向こうから、突拍子もないニュースが飛び込んできた。
あの日本人WWEスーパースターの
中邑真輔が、なんと警察犬に噛まれて負傷し試合を欠場したというのだ。
(⇒ サンスポ 2018年6月27日記事:人気レスラー・中邑真輔が警察犬にかまれ脚負傷 WWEの「スマックダウン」欠場) いったいあなたは今まで、レスラーが犬に噛まれて欠場したというニュースを聞いたことがあるだろうか。
これはもしかしたら、正真正銘に前代未聞の出来事なのではないだろうか。 それにしても、プロレスとプロレスファンの因果なところであるが――
こういう突拍子もない話を聞くと、「これは本当の話なのか、アングルじゃないのか」と反射的に思ってしまうものである。
それは「逮捕されて出場できないから体調不良ということにしておく」とか、
「ケンカでケガを負って客に見せたらマズい顔になったから欠場させる」とか、
そういうことが(それこそ)本当に幾度もあった話だからである。 しかしもしこの話が本当で、しかもそこまで重傷でないのだとしたら――
中邑にとってはむしろ良いタイミング・良い出来事になるかもしれない、と考えるのも、プロレスファンの典型的な思考パターンの一つだろう。
なにせ中邑は「キング・オブ・ストロングスタイル・アーティスト」から、
「変人卑劣悪党アーティスト」にキャラチェンジしたばかりだからである。
そのタイミングでよりにもよって警察犬に噛みつかれるなどというのは、ある意味願ってもないサプライズだ。
こんなハプニングは、「よっしゃ、ひとつ変人悪党にふさわしい台本を書いてやろう」と意気込んだとしても、なかなか思いつくものではないだろう。 たぶんWWEは、復帰後の中邑についてこのネタをぶち込んでくると思われる。
そしてこの話が事実だとしたら、やはり中邑は「持ってる男」だという証明にもなりかねない……
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