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新日本6.9DOMINION短感-「新日本インターナショナル」旗揚げ記念日?

 新日本プロレス6月9日大阪城ホール大会を、スカパーテレ朝チャンネル2の生中継で見た。

 NEVER王座戦はマイケル・エルガンが後藤洋央紀を破り戴冠、

 IWGPタッグ王座戦はヤングバックスがSANADA&EVILを破り戴冠、

 IWGPインターコンチネンタル王座戦はクリス・ジェリコが内藤哲也を破り戴冠、

 IWGPヘビー級王座戦はケニー・オメガがオカダ・カズチカとの60分3本勝負(トータル64分50秒)を制し戴冠――

 と、全く外国人づくしの結果であった。

 日本人が王座であるのは、高橋ヒロムがウィル・オスプレイから奪取したIWGPジュニアヘビー級王座と、ジュニアヘビー級タッグ王座のみである。

 冒頭の新社長メイ氏の挨拶も含めれば、徹頭徹尾「外国人の日」であった。


 この結果を見て「新日本の海外戦略・海外対応」という言葉を思い浮かべなかった人は、非常に少ないはずだ。 

 まるで今大会は、「新日本インターナショナル」という団体が旗揚げした日であるかのようにさえ見える。



 さて、試合について簡単に言うと――

 まず内藤哲也だが、クリス・ジェリコにほとんど完敗と言っていいほどの有様だった。

 しかし内藤本人もたびたび言っているが、もう内藤はベルトや勝敗とは無関係に「主要人物」なのである。

 本当はこういう人こそ、団体の宝と言うべきなのだろう。


 そして注目の「60分3本勝負」だが、解説の言葉で気づいたが、オカダはもう2年間もチャンピオンのままだったのだ。

 ケニー・オメガの人気が高いこともあるが、それはまぁ観客もそろそろオカダが負けることを願っていたかもしれないし、ケニー勝利の結果に対し祝福ムードだったのも自然の成り行きといったところだろうか。

 
 思うに、ケニー・オメガのIWGPヘビー級戴冠は、新日本にとって確かに最良の選択(結果)である。

 なぜならケニーは日本のプロレス界の中で、最も「論理的な、哲学的とさえ言える言葉を持った」レスラーだからだ。

 皆さんは、バックステージでの彼の言葉を聞いただろうか。

 あんな風に論理的・哲学的に語れるレスラーって、日本人選手に(いや、他の外国人選手もだが)何人いるだろうか。


 もちろん、「英語で喋って通訳を入れる」ことで、日本人にとって「何だか大層なことを語っている」と思われるというアドバンテージはあるにしても――

 あんまりにもコメント力に差があるのである。

 これは何だか実際のビジネス世界で、日本人の言葉力が外国人のそれに太刀打ちできてない(らしいではないか……)ことをストレートに反映しているように見える。 


 それはもう海外戦略を考えるなら、誰よりもケニー・オメガをトップにつかせたい(ついてほしい)と願うのは当然である。

 はたして「新日本インターナショナル」が今後どんな攻め方を見せるのか、どんな成り行きになるのか、注目したい。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙 表紙:『もうすぐ無人島になる瀬戸内の島へ』 ブログ販売欄掲載用

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