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オスプレイvsゴードン、ヒロムvsKUSHIDA-スーパージュニアの21世紀プロレス

 サムライTVの生中継で、6月3日・新日本プロレス後楽園ホール大会を見た。

 この日は翌日に控えた第25回スーパージュニアのA・Bブロック代表者が決まる日だったのだが――

 大半の人にとって最も印象に残ったのは、ウィル・オスプレイvsフリップ・ゴードンという決勝進出戦には無関係なカードだっただろう。

 オスプレイ、あのリコシェ戦に続き、またも「やらかした」のである。

 (⇒ 2016年5月27日記事:リコシェvsオスプレイ(新日本2016.5.27) 超次元殺法と曲芸と)

(⇒ 2017年5月19日記事:リコシェvsオスプレイ再戦 なぜ「曲芸・サーカス」はバカにしてよいとされるのか?)


 対戦相手のゴードンの超新星ぶりもさることながら、オスプレイはもう曲芸師レスラーと呼ばれるならそれでいいではないか。

 彼はイギリス版初代タイガーマスクであり、世が世なら日本中の子どもたちを一大ブームに巻き込んでいたかもしれない。


 初代タイガーマスクと違うのは、初代(佐山聡)がタイガーマスクを“生き恥”だと思っていたのと違い――

(これはもう、多くのプロレス本でさんざん書かれている。

 それなのに今でも佐山はタイガーマスクのマスクをかぶって活動しているが……)

 オスプレイはこのスタイルに間違いなく誇りを持っている点だろう。


 そしてその次に印象に残ったのは、メインイベントである高橋ヒロムvsKUSHIDAにおいて、ヒロムの放った正真正銘頭頂部をマットに打ちつけるパイルドライバー?のエグさである。

 あれはやはり、WWEあたりでは禁止技になるのが当たり前である。

 ヒロムと言えば確か昨年、プロレス界で負傷欠場が相次ぎ「危険技」が話題になったとき、


「危険危険って思いながらプロレスを見てて楽しいんですかね。

 僕らはプロで練習してるんだから、そういうことは心配しないで見ててほしいですね」


 というようなことを答えていた男である。

 まさにその持論を、実戦で見せてみた格好だ。


 試合自体はヒロムが勝って決勝進出したが、これはまぁそうなると思っていた人が多かったろう。

 さすがに何度も続けてKUSHIDAが優勝したり決勝進出したりするのは飽きられる。

 ファン心理としては、ここはもちろんヒロムが勝って決勝も勝つべきだということになっていただろう。

 そして決勝はヒロムvs石森太二となった。

 元NOAHジュニアのトップと、新日本生え抜きの(いま最も待望論の集まる)ハジケたジュニアの対決である。

 やっぱり新日本は、注目カードと新人(日本人・外国人問わず)発掘に、日本で最も長けた団体だと思わざるを得ない。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙 表紙:『もうすぐ無人島になる瀬戸内の島へ』 ブログ販売欄掲載用

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