ほれ見ろ、と思った人は多いだろう。
スターダムいや女子プロレス界のエース・紫雷イオが、ついに電流爆破をやることが決まったという。(⇒ スポーツナビ 2018年3月25日記事:【スターダム】イオがついに禁断の電流爆破戦受諾 たむとのタッグで花月、夏と激突へ) 先日の記事でも書いたが、もうこういう話が出た時点で、電流爆破をやることは決まっていたようなものである。
(「決まっていたのである」と書いた方がいいだろうか。)
そしてイオが電流爆破をやることを、私は悪いこととは思わない。
むしろイオには、電流爆破が似合っているのではないかと思う。
いやそれどころか、イオが近未来の爆女王になったとしても、全く違和感は覚えない。(⇒ 2018年3月5日記事:紫雷イオ、電流爆破戦へ-大仁田なきあと電流爆破が女子プロレスのトレンドに) 先のスポーツナビ引用記事で違和感を覚えるのは、
中野たむが土下座して「イオさん、一緒に電流爆破やってください!」と懇願し、
対してイオが「電流爆破やれんのか?」と中野の顔を張った、
という点だけである。
イオはまだ電流爆破をやったことがないのだから、「電流爆破やれんのか?」と言われるのはイオの方ではないだろうか。 それはともかくイオはまだ、「電流爆破は今回が最初で最後」と言っている。
確かに天龍源一郎も長州力も蝶野正洋も電流爆破をやるにはやったが、ほぼ一回きりである。
しかしイオも3年連続女子プロレス大賞受賞という快挙を成し遂げたからには、新境地の開拓が最大の課題になるのは確かなことだ。
「通常の試合も電流爆破も、どっちもやれる。どっちでも王者になれる」というポジションは、里村明衣子もアジャ・コングも手に入れたことがない。 高橋奈七永はラウェイで勝利し、
朱里はキックボクシングでも総合格闘技でも結果を出したが、
どちらもなぜかプロレス界でもポジションを上げることにはさほど繋がらなかったようである。 よって、やっぱり新境地は(たとえ邪道であっても)プロレス界の中で開拓しようというのは、なんだか必然の道行きのような気がする。
4月1日の名古屋国際会議場大会でイオがどんな姿を見せることができるか、本当にその一戦で電流爆破は最後なのか、これは注目の一戦である。
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