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ジェフ・ジャレットがWWE殿堂入り-新日本と彼の提携は「なかったこと」の1ページに

 WWE-LAWの大会で2月20日、今年度のWWE殿堂者にジェフ・ジャレット(50歳)が選出されたことが発表された。

(⇒ 日刊スポーツ 2018年2月20日記事:ジャレットがWWE殿堂入り プロモーターでも活躍)


 私の乏しいアメリカンプロレスの知識だと、ジャレットはWWE総帥のビンス・マクマホンJr.と犬猿の仲だったはずだ。

 ビンスは他の全ての人間を許しても、彼だけは許さないはずとまで言われていたらしい。

 そしてジャレットは、WWEのライバル団体(と言っても、規模は比較にならないが……)であるTNA(現:インパクトレスリング)の創設者でもある。

 また、アントニオ猪木や藤波辰爾はともかくとして――

 アメリカのプロレスラーがWWE殿堂入りを受けるということは、とりもなおさずWWEから「爵位を受ける」ことでもあるのだろう。

 つまりジャレットはWWEと和解したか、もう一歩踏み込んで言えば、WWEの軍門に降ったことにもなるのだろう。

 WWEはやはり、こういうやり方で世界中のプロレスラーやプロレスファンを取り込もうとしている。

 往年の名レスラーがWWE殿堂者という名のWWE貴族に列せられれば、それはやっぱりWWE自身の「格」が上がることになる。

 世界中のプロレスファンのかなりの部分が、そういう風に思ってくれるだろうことを期待できる。


(⇒ 2015年9月15日記事:華名改めASUKAのWWE入り その7 WWE「中華帝国」vs 新日本「小帝国」(1))


 ところで、なのだがジェフ・ジャレット、TNAの次にはGFW(グローバル・フォース・レスリング)という団体を創設している。

 そして3年半くらい前の2014年8月10日、そのGFWと新日本プロレスが業務提携を発表したのを、一体何人の人が憶えているだろうか?

(⇒ 2015年8月17日記事:2015・G1決勝戦 その1――新日本=ROH同盟と米マット界情勢)


 このときジャレット、棚橋弘至の頭をリング上でギターショットで撃ち抜いてもいるのだが……

 上記引用記事を書いた私自身、こんなことがあったなんてすっかり頭から消え去っていた。


 そう思ってみればジャレット、今のところあれが最後の来日だったのではないか。

 そもそもGFWって団体自体、今はどうなっているのだろう……?

 というわけでこの業務提携もまた、プロレス界で非常によくある「なかったこと」になってしまったようである。

 日々プロレス界の動きをメモしてそれを読み返すことさえすれば、こんなことはきっと無数に発見できると思われる。


(しかし、そんなことする人は滅多にいない。)


 はたしてジェフ・ジャレットが次に日本に来ることは、あるのだろうか……?

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙 表紙:『もうすぐ無人島になる瀬戸内の島へ』 ブログ販売欄掲載用

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