FC2ブログ

Entries

「アントニオ猪木生前葬」開催、観衆なんと7000人-なぜか全然言及されないジャイアント馬場へのディスり

 10月21日、両国国技館で現役参議院議員アントニオ猪木(74歳)の「生前葬」という名のISM興行が行われた。

 衆議院議員総選挙を明日に控えた段階で国会議員が何をやってんだ、という意見もあろうが……

 しかし今の猪木は政党に属さない無所属なので、関係ないといえば関係ない話である。



 それにしてもこの「生前葬」、プロレスメディアでさえほとんど宣伝されず、サムライTVでさえ生中継・録画中継がないのだが、蓋を開けてみれば「観衆7000人・超満員札止め」の盛況だったという。

(しかしさすがに、北朝鮮からの来賓は来なかった。)


 この7000人という数字が主催者発表(いわゆる「フカシ」)なのか、実数はこれとかけ離れているのかは定かではないが……

 しかし何と、いまだに猪木の名と影響力でこれほどの観客が集まるのである。

 まだまだ日本武道館へ帰還できないNOAHなどにしてみれば、本当に悔しくてたまらないような集客力ではなかろうか。


(⇒ 日刊スポーツ 2017年10月21日記事:カール・ゴッチ杯はDEEP王者・桜井が元幕内・鈴川破り優勝)

(⇒ 東スポweb 2017年10月21日記事:【ISM】猪木氏「生前葬」で完全復活?「葬式はオレには似合わない」)


 しかも猪木、あれほどしんみり生前葬と言いながら、最後にリングに登場して「葬式は俺には似合わないよ」とニヤリと笑ったというのだから、どこまでも人を食った態度と言うべきか……

 ところで猪木は今回の生前葬開催を発表した9月14日の会見で、永遠のライバルであるジャイアント馬場についても触れている。

(⇒ 日刊スポーツ 2017年10月21日記事:アントニオ猪木の生前葬始まる ハンセン氏らが参列)

(⇒ 2017年9月12日記事:アントニオ猪木、訪朝から帰国&10.21生前葬を表明)


「何年か前(1999年1月31日)にジャイアント馬場さんが亡くなった。

 リングの上で、いつも挑戦していたんですが、理由を付けて逃げ回っていた。

 ある日『挑戦状を受ける…三途の川で待っている』と。

 三途の川まで行くには、ちょっと早いな。そろそろ迎えに来てもいいかな」



 とのことで、これは明らかに馬場へのディスりである。

 猪木の頭の中では、今もなお「リング上でいつも挑戦してたのに、馬場は理屈を捏ねて逃げ回っていた」という認識であるのがよくわかる。

 あるいは、そういうことであったとみんなに認識させがっているのがよくわかる。


 これって個人ブログを含むプロレスメディアでは「旧全日本ファン激怒、激論侃々諤々」という状況になっても良さそうなものだが――

 私の見る限り、そんな状況には全くなっていないようだ。

 もう今のプロレスファンの中では、「馬場vs猪木」という世界プロレス史上でも最大最長規模のライバル(敵対)関係も、過去の歴史になってしまったということだろう。

 それも無理もない、馬場の死からもう20年が経とうとし、今の全日本に旧全日本の面影はほとんどないのだから……

(辛うじてそれが残っているのは、秋山準と大森隆男と渕正信がいるからである。)


 しかし、2000年代(ゼロ年代)だったらまだ「大問題」になっていたはずのこの発言が、まるでスルーされる時代になったのは寂しいと言えば寂しいことだ。

 「ジャイアント馬場」と検索すればいくらでもその動画を見られる時代とは言え――

 そもそもその名を知らなければ、今の子どもたちがそんな言葉で検索することもない。

 「ジャイアント馬場」と聞いてその顔や体格を思いつかない世代が、もうすぐ過半数を占める時代が来るのだろう……

 諸行無常である。


このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://tairanaritoshi.blog.fc2.com/tb.php/395-0491528f

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙 表紙:『もうすぐ無人島になる瀬戸内の島へ』 ブログ販売欄掲載用

FC2ランキング

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

FC2アクセスカウンター

日本ブログ村・人気ブログランキング アクセスランキング

ツイッターウィジェット

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR