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sareeeのシードリング8ヶ月退団と古巣・ディアナ復帰

 9月15日、高橋奈七永のシードリングは、所属選手のsareee(サリー。21歳)が退団することを発表した。

 奈七永のコメントは「このような発表になり寂しく思いますし、ファンの方にはお騒がせして申し訳ありません。何度も話し合い、最後は本人の意思を尊重した結果です。私たちは残ったメンバーで頑張っていきます」というものであった。

 そして9月18日のシードリング新宿FACE大会でsareeeはリング上から観客に挨拶し、退団後は何と古巣のディアナに戻ることを発表した。

 9月19日の彼女のブログでは、このことについて次のように書かれている。

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ありがとうございました。

2017-09-19 21:35:37


昨日はSEAdLINNNG新宿大会に
ご来場いただき誠にありがとうございました。

皆様にご報告させていただいた通り
私、Sareeeは10月18日後楽園ホール大会でSEAdLINNNGを退団します。

そして、生まれ育ったワールド女子プロレスディアナに戻ることを発表させていただきました。

この半年間でSEAdLINNNGの方には
本当にたくさんの刺激をもらいました。 
プロレスラーSareeeを見つめ直すことがでました。
自分の居るべき場所、やるべきこと、あるべき姿に改めて気づきました。
自分の中にある信念を絶対に何があっても曲げたくなかったし変えたくなかった。
それを思えば思うほど、考えれば考えるほど、自分の中にディアナ魂があってディアナ愛があって、自分の気持ちに嘘をつけなかった。


いつも応援してくださるファンの皆様、
本当に本当にありがとうございます。
温かいお言葉を本当にありがとうございます。

女子プロレス界の頂点にいけるように
今まで以上に気を引き締めて、
一生懸命頑張っていきます。

言葉というよりも、闘うことでしか自分の生き様を伝えることができないのでこれからもリングの上でのSareeeを見ていてください。

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 本ブログでは今年2月2日に、次の記事を書いている。

(⇒ 2017年2月2日記事:sareee・中島安里紗のシードリング入団-「わが陣容がさらに強化されたぞ」)


 ディアナでのラストマッチは2月26日、シードリングでのラストマッチは10月18日になる。

 結局彼女は8ヶ月で転職先を辞め、元いた職場に復帰することになる。

 これは一般世間ではおろか、色んな格闘技のジムでも道場でもまずあり得ないことだろう。


 むろんディアナにとってはありがたいことには違いない(そして選手の平均年令もグッと下がる)が――

 これはディアナの社長兼エースの井上京子ら選手陣には、嬉しいことなのか背に腹は代えられないということなのか?

 端から見れば、ディアナよりはシードリングの方がまだしも将来性があるように見える。

 ディアナは“四十歳以上の選手”だけが争う「WWWD世界エリザベス選手権」を中心に据えているほど高年齢の選手層であり(逆手にとって活用している、とも言えなくもないが)――

 シードリングにはサムライTVの中継も一応ある(最近はやってないが……)からだ。

 しかしこれはまさに端から見ることで、中の人たちにとってはまた別の感想や内実があるのは当然である。


 とはいえこの一件、どうしても潮崎豪がNOAHを辞めて全日本に行き、またぞろNOAHに戻ってきたことを思い出させずにいられない。

(⇒ 2015年11月13日記事:潮崎豪のリターン・トゥ・ノア)

 だがsareeeの場合はこれと同じことをわずか8ヶ月でやってしまうのだから、古臭い言い方だがまさに“現代っ娘”といったところだろうか……

 私もsareeeのディアナへの帰属意識が強そうなことは感じていた(だからディアナ退団&シードリング入団は驚きだった)が、それがこれほどのものであり、ディアナもまたそれに応えるほどのものだとは思わなかった。

 それにしても、「思えば思うほど、考えれば考えるほど、自分の中にディアナ魂があってディアナ愛があって、自分の気持ちに嘘をつけなかった」と言われてしまったら、シードリングの選手陣も困ってしまう(というか怒りを感じる)だろう。

 だったら最初からディアナを辞めるな、と誰でも思うところだが――

 そこはそれ、人にも環境にも千差万別・多種多様な事情があるというものだ。


 ともあれ、だいたいは順調に?進んできた高橋奈七永のシードリングも、ここで初めて目に見えるような挫折を迎えることになった。

 奈七永、世志琥、中島安里紗らがここからどんな仕掛けで巻き返しを図るのか(その有力な一策として、「世志琥のRIZIN出場」があるor本当に目論んでいることは、本ブログでも何度か書いてきた。)、注目したいところである。
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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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