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大仁田厚、“アメリカ初”の電流爆破マッチ開催~電流爆破の未来と後継者は?

 8月5日(日本時間では8月6日)、アメリカはニュージャージー州のブアヒーズという街で――

 大仁田厚が、「アメリカ初」という電流爆破マッチ(ノーロープ有刺鉄線電流爆破バットマッチ)を開催した。

(⇒ 東スポweb2017年8月6日記事:大仁田が米国発(ママ)の電流爆破戦敢行「俺たちは同じ人間なんじゃ!」)


 この大会の主催者は、(やはりと言うべきか)あのCZW。

 しかし水を差すつもりはないが、アメリカではすでに電流爆破マッチが行われている。

 ネット検索で見たことのある人も多いはずだが、次の記事と動画を参照を。

(⇒ ロケットニュース2014年4月15日記事:【衝撃格闘動画】アメリカの「金網電流爆破デスマッチ」が想像以上にスゴかった)


 いやはやまあ、凄まじい爆破っぷりである。

 しかし泣かせるのは、こんなことまでしてもたった1ヶ月半でテレビ放送打ち切りになったという事実である。

(上記記事に、2007年1月30日スタート~放送9回目の3月14日で打ち切りになった、と書いてある。)


 もちろんこの「アメリカ製爆破マッチ」は、大仁田厚の電流爆破にインスパイアされたものに違いない。

 その爆発ぶりは本家を凌ぐ(実際、はるかに凌いでいるように見える)とはいえ――

 1990年8月4日の汐留以来27年も続いている「本場のオリジナルの」電流爆破とは、やはり重みが違うのだろうか?


 ところで大仁田は、今年10月の(正真正銘ホントの)引退を表明している。

 大仁田がいなくなった後、はたして「電流爆破マッチ」というものがどうなるのか……

 大仁田は電流爆破の特許を持っていると言われるが、実際は「実用新案」で、しかもその有効期限は切れているらしい。

(⇒ 2015年11月24日記事:大仁田厚の電流爆破デスマッチリング「特許」について)


 ということは誰が電流爆破マッチを行ってもお咎めなし、ということなのだが――

 “技の伝承”というものが大事にされ、技の許可を取ったとか取らないとか結構話題になるプロレス界の雰囲気としては、大仁田の許可を取らないとやっぱり電流爆破は行えない、ということになりそうである。

(そう言いながら、許可なく他人の得意技を使っていることの方が多いのもプロレス界なのであるが……

 もっとも、全くのオリジナルの技自体がそんなに数はないと思うが。)


 また、たとえそうでなくても、もう電流爆破をするというだけで大仁田のサルマネと見なされるのは必定だ。

 よって大仁田は引退後も、プロレス界でそれなりに隠然たる勢力を維持しそうである。

 もちろん電流爆破マッチの許可権者として、そして「特別立会人」や「特別解説者」として……

 あるいはリング上でのマイクパフォーマンスや“聖水”パフォーマンスさえ、今まで通り行なうことも考えられる。

 さらには団体の長として各団体に電流爆破戦を迫る、というのもいかにもありそうだ。


 10月の大仁田引退興行で、電流爆破戦の「正統後継者」の指名があるのかどうか――

 これはやはり、プロレス界の重大関心事ではあるだろう。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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