6月10日に韓国で行われたROAD FC大会で、世志琥がチュン・ソンユとの4ヶ月ぶり再戦に臨み、1ラウンド4分47秒で勝利し総合格闘技2連勝を飾った。
なおこの試合の決まり手は「アメリカーナ」というが、V1アームロックのことを今はこう呼ぶそうだ。知らんかった…… 高橋奈七永のラウェイといい世志琥のMMAといい、このシードリング師弟、確実に他流試合で(プロレス以外の格闘技で)結果を出している。
これはいかにアンチと言えども否定はできまい。
何の根拠もないこととは言え、
いよいよこの2人のどちらかがRIZINに出場するのではないかという心証が強まってきた。
(⇒ 2016年12月13日記事:高橋奈七永、ラウェイ戦に激勝! 神取忍に続くRIZIN出場はあるか?)(⇒ 2017年2月12日記事:新日本「新しいプロレスの教科書」、世志琥MMA初陣勝利) なるほど高橋奈七永といえども、一般世間への知名度は残念ながらゼロに等しい。
しかしあの世志琥の凶悪な表情がお茶の間(古い言い方だが……)に出現すれば、それはけっこうなインパクトを世間に与えるのではなかろうか。
RIZINにとって、そういうのは非常に獲得したい素材であるはずである。 それにしても、少なくとも日本では男子プロレスラーがMMAから総撤退したかのように見えるのに比べ、女子レスラーが逆に進出しようとしている現象は、とても興味深い。
ひょっとしたら世志琥を見てプロレスラーを志したという山下りななんかも、いずれ参入する可能性がある。
(その前に、シードリングに移籍しそうでもある。) 去年の大晦日のギャビ・ガルシアvs堀田祐美子では、一瞬ではあるが「女子プロレスの光景」が全国地上波でゴールデンタイムに流れるという、(大げさに言えば)奇跡のような時間があった。
(⇒ 2017年1月2日記事:RIZIN2016.12.31ギャビvs堀田 こんなにプロレスしちゃっていいんですか) 果たして世志琥が、高橋奈七永が、今年の大晦日に地上波テレビに現れることがあるのか。
そして神取忍は、ギャビと年末に戦えるのか。
PRIDEの後継イベントが女子プロレスの祭典になる見込みがあるなんて、総合格闘技ファンも女子プロレスファンも、誰も思いもしなかっただろう……
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