5月29日付の東スポweb記事によると、ついに全日本の諏訪魔が大仁田厚との電流爆破戦に打って出るようである。
(⇒ 東スポweb5月29日記事:【全日本】諏訪魔ついに電流爆破マッチ参戦決意) 以前このことについて記事を書いたことがあるが、私にしては珍しく予想が当たった。
(⇒ 2017年2月20日記事:諏訪魔は電流爆破をやるだろう論-難題に挑む全日本の象徴) しかしこれは、予想が当たったと誇るような話ではない。
プロレスファンのほとんど全員が、「ああ、これは諏訪魔は電流爆破をやるな」と思っていただろうからである。 それにしても引退試合を10月31日(後楽園ホール)に控えた大仁田は、電流爆破戦を各地でやりまくっている。
あまりに回数が多いものだから一覧表を作る気にもならず――
それ以上に、
「電流爆破って、本当は大したダメージはないんじゃないか」と誤解されてしまうんじゃないかと心配になってくるほどである。
なんだか
電流爆破って、新日本所属を除くインディーレスラーにとっての「たしなみ」の一つになったかのように感じるのは、決して私だけではないはずだ。
何でも大仁田はこの8月にアメリカで、電流爆破マッチによるボブ・サップとの再戦を企画しているとのこと。
(5月12日のZERO-1名古屋大会で電流爆破バット式タッグマッチで対戦したが、サップは一度も被弾しなかった。
なおこのタッグマッチ、「大仁田厚&将軍岡本&アジャ・コング vs ボブ・サップ&TARU&ジャガー横田」という組み合わせである。
何という組み合わせだろう……)
果たしてアメリカでの電流爆破マッチ、PPV7(ペイ・パー・ビュー)にしたらどのくらい売上げがあるものか、なかなか興味深いところだ。
そして諏訪魔だが、やっぱり大仁田との電流爆破戦が「名勝負」になったり「強烈なインパクトを残す」ことになったりするのは、非常に難しいと思わざるを得ない。 もはや時代は大仁田(のFMW)が川崎球場で大会を開催できた時代ではなく――
その反面、オカダ・カズチカや棚橋弘至が出るのでなければ電流爆破は“日常茶飯事”のことになってしまった。
あのクラッシュギャルズの長与千種が電流爆破のベテランになり、それが見慣れた光景になっているのだから、もはや諏訪魔もその中のワン・オブ・ゼムとしか感じられないのは、もはや自然現象である。
しかしそれでもやっぱり(たぶんサムライTVで)放送があれば必ず見るのが、プロレスファンの宿命であるのだが……
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