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諏訪魔は電流爆破をやるだろう論-難題に挑む全日本の象徴

 2月17日の全日本・後楽園ホール大会に来場した大仁田厚は、電流爆破戦を拒否する諏訪魔を「チキン諏訪魔」呼ばわりした。

 そして2月19日のアイメッセ山梨大会では、諏訪魔、秋山準、ケンドー・カシン、井上雅央の全日本軍と、大仁田厚、保坂秀樹、雷神矢口、パンディータの邪道軍がタッグマッチで対戦。

 諏訪魔は大仁田の赤い毒霧と有刺鉄線バットを喰らいながらも、バックドロップで保坂を沈めて勝利した。

 その試合後も大仁田は「3月12日後楽園ホール大会にも挨拶に行く。しつこいと言われようが諦めない」と、またも電流爆破戦を要求。

 しかし諏訪魔はまた拒否すると思いきや、どうも怒りのゆえをもって電流爆破戦参加に含みを持たせた反応をした――

 と、東スポwebが伝えている。



 ここ最近、諏訪魔が何度も電流爆破戦を断固拒否してきたのは、プロレスファンのよく知るところだ。

 しかしまたプロレスファンは、「ああ、これは諏訪魔は電流爆破をやる気なのだ」と思ってもいただろう。


 これは哀しいことと言っていいかもしれないが――

 プロレスラーが「断固拒否」を何度も繰り返して言うことは、多くの場合「受容する」とのフラグが立ったということである。

 そしてやはり、諏訪魔は電流爆破に参戦するのだろう。

 しかし、あの船木誠勝が電流爆破戦を行うことが日常的になり、爆破王にまでなってしまった現状から見れば、諏訪魔が電流爆破に臨んだとてさほどインパクトがあるわけではない。

 大仁田の還暦を目前にしての活動ぶりは確かに感服に値するが、しかしプロレス界を震駭させるようなインパクトを求めるなら、もう棚橋弘至やオカダ・カズチカを電流爆破に引き込むしかないと思える。

 それはともかく諏訪魔にとって大仁田との電流爆破戦は、あの藤田和之との対決に次ぐ二度目の正念場である。

 天龍引退興業で行われた諏訪魔・藤田のタッグマッチは、つまるところ大日本プロレスの関本大介・岡林裕二に名をなさしめて終わった。

 諏訪魔はここで、大きなミソを付けることになってしまった。



(⇒ 2015年9月26日記事:諏訪魔vs藤田、天龍引退試合で実現)

(⇒ 2015年11月15日記事:藤田vs諏訪魔は大日本の勝利――闘魂と王道の敗北)

 正直私は、諏訪魔の電流爆破戦がそれほど大きなインパクトを残すことはないだろうと思っている。

 それは諏訪魔の力量がウンヌンと言うより、やっぱり最近ちょっと電流爆破はやり過ぎだと思うからである。

 
 諏訪魔ももう40歳――説得力を持って全日本最強の地位に君臨できる期間は、そんなに長くなくなっている。

 オカダが「老いた天龍との引退試合」という難題をクリアした(と、私は思う)ように――

 諏訪魔は「日常茶飯事になった電流爆破で何を見せるか」という難題をクリアできるだろうか?

 それは相当難しい、と私は思うのだが……


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平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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