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RIZIN2016.12.31ギャビvs堀田 こんなにプロレスしちゃっていいんですか

 新年明けましておめでとうございます。12月31日から1月1日まで、よそに出かけておりました。

 帰宅してスカパーPPVで録画したRIZIN12月31日大会の一部のみ見たので、今回はその記事を……


 さて、全プロレスファン注目だったギャビ・ガルシアvs堀田祐美子の試合だが、予想どおり堀田が(短時間で)敗北した。

 プロレスラーらしさと言えばいきなりロープワークを始めたところのみだったが、その途中で腕を伸ばして捕まえられるという、何とも締まらない展開であった。

 (何か、四面全部でロープワークするつもりだったようだが、二面でやめときゃよかったのにと思う。)

 非常に短い試合だったので寸評もできないほどだが、やはりギャビのリーチの長さは脅威の武器である。

 背丈が高いことよりも、それに伴って手足が長いことの方がずっと難題であるように見えた。

 堀田は負けるべくして負けたのだろう――だがしかし、話の展開としてはそれでよかったのである。  

 もし万一堀田が勝っていたとすれば、プロレス的な論理では、次のRIZINでは堀田vs神取が組まれるべきはずだ。(少なくとも、ギャビvs神取の商品価値は暴落する。)

 これはまるきり女子プロレスの、しかもそんなに新鮮みがあるとは言えない対戦である。

 だから今回、主催者側としても堀田は勝ってくれない方がよかったろう。


 ところがところが――

 試合終了後、驚くべきことが起きる。

 あのドイツ人女子プロレスラーでスターダムの元常連、アルファ・フィーメル(総合格闘家としてはジャジー・ギャバートというらしい)がリングに乱入し、マイクでギャビを挑発したのである。 

 その挑発は英語で行われたのだが、「アス(ケツの穴)」「ビッチ」という単語のみは私にもかろうじて聞き取れた。

 しかし、あのアルファ・フィーメルをこんなところでこんなシチュエーションで見かけようとは、全く思いもしなかった。

 言うまでもないが、これはRIZIN側も事前に承知の行動である。

(大相撲やオリンピックにおいてこんなことが起これば(起こるはずもないが)、それはホンマモンの突発的な乱入だろうと思うが……)

 神取は「誰だオマエ!」と言うわ、ギャビは「今ここでやるか?」と言うわ、いやあ――

 正直、「こんなにプロレスしちゃっていいんですか?」と思わずにいられない展開であった。

 ちなみにその前には客席で難しい顔をする長与千種も写っており、RIZINって本気で女子プロレスを導入するんじゃないかと勘ぐってしまうほどである。

 もちろん、このブログでギャビについて書くときは必ず触れてきたように、ギャビに見合う体格の相手といえば女子プロレスラーしか事実上いない。

 また、まだ世間にかすかに残存する「知名度のある」女子プロレスラーを起用すれば、幾分かはRIZINの視聴率アップにも貢献しよう。

 しかし、今回の乱入劇を見た一般のテレビ視聴者は――

 「やっぱりRIZINは(日本の総合格闘技は)プロレスの後継者、現代版プロレス」――いや、プロレスそのものだと思ったのではないだろうか?

 プロレスと総合格闘技(MMA)の区別がついてない人は、今でも世間では相当多数に及ぶ。(特に女性はそうだろう)

 なんかRIZINは、極めて大胆にプロレスの方向に舵を切っているように思う。

 それはいみじくも最近、長与千種が言ったように、「ギャビ、お前はプロレス向きだよ」ということの、興業サイドからのお墨付きということなのかもしれない。

 反面、ギャビに勝てる女子プロレスラーはいないだろう――だから当分、「ギャビvs打倒ギャビにプライドをかける女子プロレス連合」というストーリーを続けられるだろう、という見込みの表れかもしれない。

 我々はひょうとしたら近いうち、本当に「ギャビvs高橋奈七永、世志琥、そして長与千種」でも見ることになるのだろうか?

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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