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大日本12.18横浜文体短感 ストロング・デスマッチとも王者交代

 サムライTVの生中継で、大日本プロレス・12月18日横浜文化体育館大会を見た。

 ストロングヘビー級、デスマッチヘビー級とも王者が交代――

 それも新世代が揃って陥落し、旧世代(と言って悪ければ、「おなじみ世代」)が戴冠したのが印象的であった。


 特にストロングヘビー級王者・神谷英慶が、いかに関本大介が相手とは言えまるでグリーンボーイやヤングライオンのように……

(神谷は特に童顔の選手なので、余計にそう見える)


 こう言ってはなんだが、申し訳程度の見せ場を作った程度で完敗を喫してしまったことには、会場の観客すら押し黙ってしまう異様な雰囲気を醸し出していた。

 これは、ちょっとした謎試合と言ってもいいのではなかろうか?



 そしてデスマッチヘビー級については、王者・星野勘九郎が、大日本のデスマッチ二枚看板の一人(もう一人は伊東竜二)・アブドーラ小林に敗れた。

 試合内容はいつもながら(これを「いつもながら」と感じるところが恐ろしいが)、とんでもないものである。

 また、これもいつも思うのだが――

 1970年代や80年代のプロレスファンがタイムスリップして今のプロレスを見て一番驚くのは、こういう流血デスマッチがほとんど毎日あるいは三日おきぐらいに行われていることではないだろうか?

 いやまったく、あんな試合を一年に一回や半年に一回などという「特別な試合」としてではなく、日常的に行っているというのは、常軌を逸した現実である。

 たぶん今の一般人さえ、ああいう試合は日常茶飯事なのだと聞けば、「そんなことあるわけないだろ(選手の体が持つはずないだろ)」と一笑に付す人が多いと思う。

 しかし実際は日常茶飯事であるのだから、論理的・常識的な考え方というのは、そういつもいつも正解とは限らないものだ。



 ところでプロレスにおける王者というのは、陥落するのが当たり前のものである。

 また、もし一人の選手がずっと陥落せず王座を防衛し続けるとすれば、それは面白くないことである。

 それなのにいまだに「俺が(俺たちが)ずっと王者だ!」「永久にベルトは渡さない!」と言う選手は跡を絶たないが――

 これはもう、そういうのはプロレス界において止めた方がいいのではないかと思う慣習の一つである。



 今回のように二大王座が揃って旧世代に逆戻りする、というのはかなり珍しいことだと思うが……

 しかし一方、「ストロング=関本大介」、「デスマッチ=アブドーラ小林」というのは、それはそれで“あるべき姿に収まった”という気もする。

 ある意味大日本は“当たり前の光景”に戻ったとも言えるが、そう感じるということは、やはりこの二人が大日本の代表者だというイメージが私の中で動いていないのだろう。

 となると次回以降のビッグマッチでは、ごく当たり前の推測として――

「関本 vs 鈴木秀樹」

「小林 vs 木高イサミor葛西純」


 のカードが組まれるような気がするのだが、どうでしょう?

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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