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美闘陽子復帰戦を見て

 遅ればせながら、サムライTV6月23日放送のスターダム6月16日後楽園ホール大会を、録画して見た。

 もちろん目玉は美闘陽子復帰戦である。

 煽りVでは、美闘本人がやたら自分のことを「情緒不安定」だったと言っていたのが印象に残る。

 なるほど言われてみれば、確かに彼女は情緒不安定そうな顔の作りである(と、私は感じる)。

 なんだかこの人が、宝城カイリや紫雷イオより年上(今29歳)で先輩(スターダム旗揚げ一期生)であるとは思えないような顔立ちなのだ。

 4年前、実に静かに不透明に引退したのは、ケガで不安になって全てがダメだと思ったからだという。

 しかしそれも、「脳にまで腫れが来ていた」ということならば、別にメンタルが弱い人でなくてもそうなってしまうだろう。


 今回の復帰戦は、後輩の宝城カイリとのシングルマッチ。

 解説のブル中野も言っていたが、4年ぶりの実戦とは「言われなくちゃそうは思えない」仕上がりだったと思う。

 こういうときは対戦相手の宝城カイリを評価するのがプロレス観戦者のセオリーなのだろうが、どうもそれだけとは感じられない。

 やはり美闘には、プロレスセンスがあるのだと思う。

 
 こんなことを言うのは何だが、そしてもちろん個人の好みに基づいて言うが、私は美闘がそんなにも美人だとは思ってはいない。

 また、これと言ったキャラクター的な特徴もほとんど感じることがない。

 しかしなぜか、華があるとは感じてしまう。

 理由は不明だが、身長が高い(美闘は170センチ)女性というのは、それだけでそう感じさせるものなのだろうか。



 それにしても、美闘はかなり特殊な立ち位置にある。

 「一度辞めた人間が、同じ集団に帰ってきて以前と同じ仕事をする」というのは、我々の過ごす職場や部活では滅多にないことである。

 「年上だがキャリアは先輩」という相手にどう接するか、というのはプロレス界でもけっこう難しい(そしてレスラーへのインタビューなどでもよく話題になる)案件だが――

 「団体の先輩で年上だけど出戻り」という相手にスターダムの所属選手がどう接するかは、我々の下世話な芸能誌的好奇心をやや喚起するのではないだろうか?


(もっともこの立場は、NOAHに出戻った潮崎豪も同じである。ただし潮崎にキャリアのブランクはなかった。美闘の場合は4年もある。)


 しかしどうであれ美闘の復帰は、スターダムにとっては確かにプラスである。

 紫雷イオ、岩谷麻優、宝城カイリの中核3選手(ユニット「スリーダム」)に対し、美闘がどんなスタンスを取るのか、収まるのか――

 そういう人間模様・人間関係・ストーリー構成を色々想像させる点で、プロレスは他のプロスポーツの追随を許さない面白さを持っている、と言ってよかろう。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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