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NOAH5.28大阪大会中継は日テレG+でなくサムライで NOAHと日テレの関係終了?

 NOAH5月28日・大阪エディオンアリーナ(大阪府立体育館第一競技場)大会では――

 GHCヘビー級王座・GHCタッグ王座の2つが、鈴木軍からNOAHに奪還された。

 新ヘビー級王者は潮崎豪(フリー)、新タッグ王者は丸藤正道&矢野通(新日本)である。

 GHCジュニアタッグ王座はNOAH所属選手同士の対決で、原田大輔&小峠篤司が拳王&大原はじめから防衛。

 GHCジュニアヘビー級王座は鈴木軍の金丸義信がNOAHの熊野準を下して防衛成功。

 よって、4大王座のうち3つまでがNOAHの手に戻ったことになる。

 試合内容については書く時間があれば書こうと思うが、まず何より気になるのは――

 この2016年上半期のNOAH最大のビッグマッチが、日テレG+でなくサムライTVで生中継されたという事実である。


 言うまでもなく、NOAHのパートナーテレビ局は日本テレビ。

 地上波中継はとうの昔に消滅したが、スカパーの日テレG+では依然中継を続けている。

 しかし誰でも知っているように、その中継頻度は少し前に比べて明らかに激減した。

 今はもうビッグマッチでも生中継でなく録画中継で一週間後くらいに初放送されるのが普通であり、それも一ヶ月に一度程度である。

 それはついに、上半期最大のイベントさえ全く中継しなくなるところまで行ったわけだ。


 代わってNOAHの中継を多くやり出したのがサムライTVで、現在のNOAHのパートナーテレビ局はサムライであると言ってよいのではなかろうか。


 やはりこの現象、NOAHが新日本プロレスの傘下団体・子団体(子会社)になったことと無関係ではないと思われる。

 新日本のパートナーテレビ局はこれまた言うまでもなくテレビ朝日で、当然すぎることに日テレとはライバル関係にある。

 「敵の敵は味方」という言葉を準用すれば「同盟相手の傘下は自分の傘下」とも言えるわけで、今のNOAHはテレビ朝日の傘下にあると言わば言える。

 それは確かに、日テレがNOAH中継から手を引いたり完全撤退するというのも普通にあり得ることである。


 そしてこれは逆に、テレビ朝日がNOAHの試合を放送するという可能性さえも暗示するのではないだろうか。


 むろんいくら新日本プロレス人気が高くなったとは言っても、テレ朝が『ワールドプロレスリング』の深夜30分放送枠を超えて新たなプロレス番組を編成する見込みはない。

 また、その30分枠の中で新日本でなくNOAHの試合を放送するのも現実的には難しいだろう。

 しかしもし、そんなことが現実になれば――

 「テレビ朝日&新日本」・「日テレ&旧全日本⇒NOAH」という、40年以上続くテレビ局とプロレス団体の関係は一変することになる。

 これは、プロレス史における重大な転換点と言えるだろうか。


 それとも単に、とっくの前から起きていたことの形式的な発現に過ぎないだろうか。ファンにとってもたいしたインパクトにはならないだろうか。

 地上波テレビ局とプロレス団体との関係が、いよいよ「テレ朝-新日本」の一本しか残らなくなることは、プロレス界にとってあまり良いことではないと思うのだが……

 良かろうと悪かろうと、現実はそんなこととは関係なく進んでいくものである。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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