Entries

リコシェvsオスプレイ(新日本2016.5.27) 超次元殺法と曲芸と

 ついさっき、サムライTVの生中継で新日本プロレス5.27後楽園ホール大会を途中から見終わった。

 現在新日本は第23回ベストオブスーパージュニア期間中であるが、圧巻はその公式戦であるメイン戦――

 リコシェvsウィル・オスプレイだった。

 この2人が世界最高クラスのジュニア戦士・ハイフライヤー・身体能力者とされていることは、日本のファンにもよく知られている。

 しかしそれでハードルを高くしたにしても、まぁあまりにも凄まじいハイスピード・ハイクラスな試合であった。

 これはもう、初代タイガーマスクが四次元殺法だとするなら超次元殺法と呼ぶべき領域である。

 そして私がこういう試合を見るたびに、いつも思うことがあるので列挙しよう。


 一、もし今でもプロレスが全国地上波テレビでゴールデンタイム放送されていれば、彼らは初代タイガーマスクのようなスーパースターになっていたかもしれないという感慨

 私は過去記事で、日本のプロレスがほぼ絶対に全国地上波テレビのゴールデンタイム放送に復帰できないだろう、と書いている。

 しかし同時にプロレスファンとして――

 今やっているテレビ番組のほとんど全てより、プロレス中継の方がよっぽど面白いし多くの非プロレスファンもそう感じるのではないかとも思っている。

 (特に、世間の評価に合わせて自分が面白いと感じるかどうかを決めることなどしない、子どもたちにとって)



 二、こういう試合を見て、「プロレスっって曲芸じゃないけどな」と思うプロレスファンが必ずいるのだろうとの推測

 確かにこういう試合は、冷めた感覚で言えば、両者の協力なくして成り立たない試合であるのには違いない。

 しかし私は、「それでいいじゃない」と思う方である。

 両者が全く噛み合わない問題試合にももちろん興味を引かれるが――

 しかし、たとえ曲芸のごとき試合だろうと面白いものは面白い。そして素直に「凄い」と思う。

 「凄いのは凄いが、しかし……」とはあまり思わないのだ。

 これは我ながら、けっこう得な性格ではないかと思っている。

 もしこういう試合を楽しめないのだとしたら、それはむしろ不幸なことではないだろうか?


 三、あぁこの人たちもいつかWWEに行くんだろうな、という感想

 これはむろん、かなり最近になってからいつも思い始めたことである。

 中邑真輔、ASUKA(華名)、フィン・バロール(プリンス・デヴィット)、カール・アンダーソン&ギャローズを引き抜くWWEが――

 リコシェやウィル・オスプレイに食指を動かさないなんて、いったい誰が思えるだろう?



 最近忙しく今夜も他にやることがあるので、今回記事はこれで終わりである。

 ちなみにこの記事、サムライTVの生中継で放送時間が余ったときに流れる各団体の試合映像でのBGMを、作業用BGM代わりにして書いている。

(「大会中継は終了しました。次の番組プログラムは……」と表示されるやつのこと。長いときはこれが2時間くらい続くことがある。地上波放送では絶対にないことだ。)

 こういう人は私の他にもきっといるはずだが、その人とはウマいメシが食えそうである。


※なおお気に入りの曲は、全日本と大日本、DDTのとき流れる曲。あれって曲のタイトルはわかるのだろうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://tairanaritoshi.blog.fc2.com/tb.php/294-60194279

トラックバック

コメント

[C64]

この一戦、新日本プロレスが、YouTubeで期間限定公開してくれたので、ノーカットで見ることができました。
現代プロレスの軽量級の最高峰の試合だと思います。
WWEでなく、新日本のリングで実現したというのも、意義深いと思います。
そして、この試合について、すぐさま世界中のネットで話題になるよいうのが、現代らしいと思いました。

[C65] Re: タイトルなし

ムームー様
 あの試合が、もしゴールデンタイムに地上波テレビ中継されていたら――と思うと、本当に惜しい気持ちになります。
 唯一の不安材料と言えば、次にリコシェvsオスプレイの再戦があったときに、とんでもなく見る側のハードルが上がるという点でしょうか。
 ちょっとあれ以上の動きをするのは不可能と思えるのですが、それでも嬉しいことにそういう思いは何度も裏切られてきたものです。
 新日本プロレスもあの試合に限って6月7日までネット無料公開しているくらいですから、広報上ものすごくアピールしたい試合になってくれたのだな、と思います。
  • 2016-06-04 21:21
  • 平 成敏
  • URL
  • 編集

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

FC2ランキング

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

FC2アクセスカウンター

日本ブログ村・人気ブログランキング アクセスランキング

ツイッターウィジェット

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR