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鈴木秀樹の制裁試合? 大日本5.5横浜文体

 サムライTVの生中継を録画して、大日本プロレス・横浜文化体育館大会“Endless Survivor”(5月5日)を見た。

 この大会、何と言っても印象に残ったのは第2試合(!)―― 

 「浜亮太&中之上靖文(ともにWRESTLE-1) vs 鈴木秀樹(フリー)&宇藤純久(大日本)」のタッグマッチである。


(結果は、オオキドプレスで浜が宇藤にフォール勝ち)

 たぶん、この試合の印象が強すぎて、他の全試合の記憶が薄いくらいになってしまったのは私だけではないだろう。

 実況では「宇藤は“持って行かれた”と思ってますよ」と言われていたが、それどころか大会自体が持って行かれたようにさえ思える。

 それほど鈴木秀樹の中之上靖文への攻撃は強烈で、古くはアントニオ猪木がグレート・アントニオを制裁したあの試合を思わせるものがあった。

(そして、どうやっても中之上の方が「弱く、格下」に見えてしまった。)


 もっと近い例で言えば、昨年の「世Ⅳ虎vs安川悪斗」戦である。

 そう言えば鈴木はいつか、サムライTV「バトルメン」に出演した時この試合について聞かれ――

「いや、別にいいんじゃないですか。そういうことがあったら対応すればいいんだし」などと、さして重大そうでもなく答えていた記憶がある。

 今回は、それを自分自身で実演したような感じである。


 私はWRESTLE-1をほとんど見ていないので、なんで鈴木が中之上にああまで容赦ない攻撃をするのか、理由がよくわからない。

 大日本・4月29日後楽園ホール大会で「浜亮太&丸山敦&中之上靖文 vs 石川修司&鈴木秀樹&忍」の6人タッグマッチが組まれていたので、ここで何か因縁が生じたのだと思うが、残念ながら私はこの試合を見ておらず全然知らない。

 しかし理由はともかく、やはり「問題試合」のインパクトは抜群である。

 きっと一部のプロレスファンは、こういう試合が起こることを本当は楽しみにしているのではないかと思う。

 そういう試合があってこそプロレスであり、それを目撃するのが醍醐味なのだという人も多いと思う。

 もしかしたらレスラーの方も、できたらそんな試合をやってみたいものだと思っている人は多いのではないか?

 
 だが実際には、なかなかそういう問題試合は起こらない。

 しかし、鈴木秀樹にはそれができた。

 フリーという立場であってこそかもしれないが、彼には仕掛けるだけの度胸があったのである。

 実況では中之上を「よく立ち向かった」と賞賛していたが、明らかに株を上げたのは鈴木の方だったと思う。

 やはり鈴木秀樹という男、端倪すべからざるレスラーである。


 そして同時に思うのは――

 全く同じことを女子の試合でやったら、世Ⅳ虎のように(非難されるという意味での)問題試合になっただろう、ということだ。

 やっぱり我々は、男と女を区別して考える/感じるようにできているのだろうか?


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鈴木秀樹は、関本大介と並んで、気になるプロレスラーの筆頭格です。
関本大介の試合は、天龍源一郎引退試合のライブビューイングで見れました。
鈴木秀樹の試合も見てみたいです。
いい意味で、危険な香りのするプロレスラーですよね。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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