Entries

恋愛離れと未婚率上昇の真因 その1 非婚化の三大要因

 1月20日の日テレnews21で、「若者の恋愛離れ」がテーマになった。

 結婚情報サービス会社「楽天オーネット」が今年の新成人を対象に行った調査によると、次の結果が出たそうだ。


●「交際相手が欲しい」と答えた新成人
 
 ・2000年=男性91.6%、女性88.5%

 ・2016年=男性63.8%、女性64.2%

●実際に交際相手がいると答えた新成人

 ・2000年=男女とも50.0%

 ・2016年=男女とも26.2%



 また、2015年に内閣府が発表した2014年度調査において、20~30代で未婚または恋人のいない人に聞いた「恋人が欲しくない理由」は――
 
 ①恋愛が面倒 46.2%

 ②自分の趣味に力を入れたい 45.1%

 ③仕事や勉強に力を入れたい 32.9%


 とのこと。

 ここでまたしても尾木ママ(尾木直樹)の解説が出てくるが、それによると、

「LINEなどSNSの普及で全てがバーチャルになってしまい、若者の精神的な成熟だけでなく、身体的、性的な成熟も遅れている」。

「SNSで常につながっていることで行動が丸見えになってしまい、お互いの行動をしばるなど友達が信頼できなくなってしまう」。

「そんな中、最後に信頼できるのは自分の親ということで、親との距離が縮まり、若者の自立が遅れている」


 ということらしい。


 私は別に尾木ママを目の敵にしているわけではないのだが、この人は本当にどこにでも出てくるので触れざるを得ない。

(⇒ 2015年8月11日記事: 尾木ママ vs 棚橋弘至 Round1――評論家と実践者、宿命の対決)

(⇒ 2015年12月27日記事:キンコメ高橋の逮捕 性癖という呪縛及び「また尾木ママか」)


 それで正直な感想を言うが、これは昔から連綿と続いてきた「今の時代で最先端っぽいものを原因にする」パターンから一歩も出ていないと思う。 

 人間関係がバーチャル化してウンヌンとは、確か1990年代から延々と言われてきたことである。



 私が思うに、人々が恋愛離れして結婚もしなくなったというのには、次の3つの原因がある。


(1) 恋愛・結婚・子育て(これを「恋愛等」と呼ぼう)がコンテンツ化し、趣味・娯楽の選択肢の一つとなった。

(2) 恋愛等「以外」の娯楽コンテンツは増える一方だが、時間という資源は増えることがない。

(3) 恋愛等は、つまるところ人間関係である。そして現代日本人にとっては人間関係自体が、人生で最大最悪のリスクであり「嫌な負担」となっている。



⇒(結論)

 ●恋愛等は、コンテンツとしての魅力・競争力を失い続けている。

 ●恋愛等の衰退は、「人間関係や配慮が大事だ」とする社会の雰囲気、そして社会の発展(他コンテンツの増加)が変わったり終わったりしない限りこのまま続く。

 ●よって、恋愛離れと未婚化はこれからも続くだろう。反転の可能性はあまりない。

  

 これから数日、一応は連続してこれらのことを述べていこう。

(社会やプロレス界で、これはと思うことが生じれば中断します。)

このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://tairanaritoshi.blog.fc2.com/tb.php/245-d4eaee52

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

FC2ランキング

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

FC2アクセスカウンター

日本ブログ村・人気ブログランキング アクセスランキング

ツイッターウィジェット

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR