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世Ⅳ虎の格闘技参戦について

 東スポweb・1月14日記事によると、総合格闘技イベント・DEEPの佐伯代表は、プロレス復帰を表明した世Ⅳ虎に参戦オファーを出す方針を示したらしい。

「アマンダ・ルーカス(映画監督ジョージ・ルーカスの娘)と戦ってもらえたら面白い」と「猛プッシュ」しているそうだが――

 やはり日本において重量級(外国人)女子MMA選手の相手としては、女子プロレスラーしかいないという現状が浮き彫りになった。

 だいたいアマンダ・ルーカスは2012年、女子プロレスラー・堀田祐美子に勝利してDEEP初代女子無差別級王者になったのだが、その彼女が王座防衛戦をやったという話は寡聞にして聞かない。

(⇒ 2015年12月30日記事:RIZIN 12.31私的最注目カード:ガルシアvsタパ 女子超ヘビー級対決と女子プロレス界の起死回生策?)

 たぶん佐伯代表も何人かの女子プロレスラーにオファーはしてきたのだろうが、受ける選手はいなかったようである。


 世Ⅳ虎は総合格闘技に行け、そしてボコられてこい、とは、彼女が凄惨マッチを行なった際及び引退した際にネット上でよく見られた書き込みである。

 しかし私はそういう懲罰的ないし揶揄的な意味ではなく、真剣にMMAデビューするのも良い選択なのではないかと思う。

 「アマンダ・ルーカス vs 世Ⅳ虎」というのは、いかにも興行的・イロモノ的「面白マッチメイク」に見えるものの、それだからこそやっぱり見てみたいのである。

 “一度はプロレス界を追放された最凶猛女が、総合のリングで王者に牙を剥く!”――そんな煽り文句が目に浮かぶようだ。


 すでに書いたことだが、今の総合格闘技のリングに男子選手の純粋プロレスラーが上がることはほとんど望めない。

(そう言えば、WWEを退団したCMパンクのMMAデビュー戦はいったいいつになるのだろうか?)

 しかし女子であれば話は違う。

 オファーも来るし、勝てる見込みも男子に比べて格段に高い。

 もし世Ⅳ虎がDEEPに参戦して勝利し、第2代DEEP女子無差別級王者となったとしたら。

 そのベルトをひっさげて次回RIZINへも出場し、それが地上波放送で流れたとしたら。

(RIZINなら無差別級試合でRENAとの対戦もあり得る、気がする。)



 これははっきり言って(私にとっては)、ヒョードルや石井慧などよりよほど見たいし見る価値のある試合だと思う。

 世Ⅳ虎にとっては、「地上波により全国的に知られる女子ヒール(悪役)」になるという、ダンプ松本・ブル中野以来誰も成し得なかったことを成し遂げる――

 MMAを利用して、新時代の女子ヒール像の創始者となれるチャンスなのだ。


(ただし、キックボクシングとプロレスの王座を二つながら獲った朱里が、「ビックリするほど注目されなかった」前例があるが……)

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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