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1.4東京ドーム短感その2 「声援が力」は本当

 ※ちょっと体と頭の調子が悪いせいか、今回の記事はとりとめがなくなって申し訳ない。一応、その自覚はある。


 RIZINの強味は、むろん「いい時間」に地上波で放送されることである。

(ただし今回は、生中継でなく録画放送だった。試合順など編集されまくっていたので二アライブとも言いがたい。)

 翻って新日本は1.4東京ドーム大会さえ生中継されることはなく、深夜に(良くて)1時間未満流れるだけだ。 

(それでも他団体から見れば夢のような話である。)


 しかし何か奇跡が起こり、大晦日にRIZINと同じ時間に他局で放送されるとしよう。

 果たして視聴者は、どっちを選んでみるだろうか――

 そういう視点で今回の1.4を見ると、やはりいささか気になるところが目に付くのである。

 たとえばプロレスでは極めてよく生じることだが、「レフェリーが選手の攻撃に巻き込まれ、しばし審判不能になる」というパターンがある。

 その間に一方の選手は相手の金的を攻撃し、あるいはセコンドがなだれ込んできたりする。


 ところが、「いくら何でもあの程度のことでそんなにダメージは負わないだろう」と思えることが、あまりにもしばしばある。

 今回の後藤vs内藤戦でもそういうことがあった。

 私はこの試合を面白く見れたが、しかしやはり「バカバカしい」と思う人は多いのである。いや世間の大部分はそう思うだろう。「茶番」という言葉を思い浮かべるだろう。


 石井vs柴田戦は確かに壮絶だったが、総合格闘技の試合と並べてみればその「戦い」のあまりの違いを人は感じないわけにいかない。
 

 つくづく思うのは、「UWFの命題」とは、今もこれからも常に新しい問題だということである。

 リアルファイトを追求して「プロレス的要素」を削ぎ落とせば、プロレスの魅力は失われる一方となる。

(レフェリーが気を失うとか、セコンドが乱入するとか、毒霧を吐くとかだ。)

 しかし日本の視聴者(一般人)という浮動層は、基本的には真剣勝負を求めている。

 そしてプロレスはもはや、「どんなに激しくても真剣勝負ではない。わざと勝ち、わざと負けている」というのが一般層の常識(コモンセンス)なのだ。

 

 とはいえ、あの大声援こそがそういう常識を超越する可能性があるとは感じる。

 一般の人は、やはり盛り上がっている方を見ようと思うのである。

 何を見るか決めていない人がチャンネルを変えて新日本とRIZINを比べてみれば、「普通は」新日本の方を見ると思う。



 正直に言うと、中邑vsAJスタイルズ戦は良試合ではあったが、前評判または実況アナが言うほどの名勝負だとは感じなかった。

 私的感想では、メインのオカダvs棚橋戦の方が内容ははるかに上である。

(ただし、普段は一撃必殺の技――レインメーカー、ハイフライフロー――が、こういう大一番の時には決まって何度も返されるというのは、悪い傾向であり悪弊だと思う。) 


 そして最も印象に残ったのは、オカダのマイクが劇的に上手くなっていることだった。

 もはや最初の頃のマイクはおぼろげにしか覚えていないが、受ける印象は今とは雲泥の差だったと感じる。

 チャンピオンの地位、プロレス界での地位にふさわしい風格を備えてきたことに、(自分の知り合いでもないのに)何だか嬉しくなってしまった。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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