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10.11仙女と10.12新日本 その3 「大型新人」橋本千紘の出現

 ところで仙女のもう一つの話題、橋本千紘のデビュー戦についても一言。

 私はもちろんズブの素人なので評価のしようがないと言えばないのだが、あのタックルの入り具合はなるほど素晴らしいものと感じた。

 ああいうのは他の女子レスラーではあまり見たことがないものである。

 ところで日本レスリング協会のサイトには橋本について、夢は「プロレスラー」から「オリンピック」へ! と題した記事が載っている。(2010年8月18日記事)

 中学3年の時「最近ではほとんど聞かなくなった、プロレスラーになりたいという理由から」レスリングを始めたが、今(高校時代)はプロレスラーになりたいという夢は消え、「オリンピックを目指したい」という気持ちになっている、と書かれている。

 しかし同じく中3の時にはすでに仙女の“内定”を得ていたとのことだし、結果的にオリンピック出場は成らず、実績は全日本選手権女子67キロ級3位に留まった。


 プロレスラーになりたいからレスリングや柔道を始め、しかしやっている最中はその競技に夢中になってプロレスから心が離れ、やがてまたやっぱりプロレスに入っていく――

 というのは、多くのプロレスラーに見られる定番と言ってもいいコースである。

 そうは言っても、確かに女子プロレスの世界では、レスリング出身の選手などほとんど全く見かけなかった。

 このことは、(男子もそうではあるのだが)やはりプロレスは「プロ」の「レスリング」ではない、全く異なる分野なのだということをよく示している。


 言葉の本来の意味にこだわるなら、橋本千紘こそは希少な真の「女子プロ・レスラー」ということになるのだろう。

 (ひょっとしたら、女子プロ界唯一なのかもしれない。)



 だが、私が最も強い印象を受けたのは試合内容ではなかった。

 画像を見つけられなかったので、中継を見ていない人には何のことかわからないだろうが……

(しかし、見ていた人は必ず私と同じことを思ったと思う。)


 実物の橋本と、「対戦カードの選手写真」における橋本が、全然別人に見えるほど違っていたのである。

 あの対戦カード写真がテレビに映ったとき、思わず顔を突き出して目を凝らしたのは、私だけではなかったと信ずる。 

 まあ有り体に言えば、「どこの貧相なオバサンなのだ」と思ったわけである。


 橋本はデビュー前に相当増量したようなので顔がふっくらしたのだろうが、それならそれで「今」の写真を使うべきだったろう。


 私は里村明衣子というのはアントニオ猪木をも凌ぐ表現力を持ったレスラーだと思うが、しかしこういう点のセンスは弱点ではないかとも思う。

 はっきり言って、「DASH・チサコ」というリングネームには、今でもセンスのなさを感じないではいられないのだ。



 ただそれはともかく、橋本千紘が大型新人という触れ込みにふさわしい選手だというのはよくわかった。

 これから始まるかもしれないスターダムとの団体対抗戦で、その力量を続けて見せていってほしいものである。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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