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HARASHIMAから見た棚橋戦 その1

 『週刊プロレス』最新号(No.1809)を、今日読んだ。

(あまり都会でない所に住んでいるので、発売は一日遅れなのだ。)

 そこではDDT両国大会における「棚橋の怒り」について、2通りの見方が書かれている。


(引用開始)*******************************


【見方1】

 おそらくハラシマの基本的なプロレスの技術について苦言を呈しているようだ。(14頁の試合レポート。井上記者)


【見方2】

 (序盤戦、棚橋がハラシマとのリストの取り合いを中断し、エルボーで振りほどいたのは)ハラシマのリストの絞り方に違和感を覚えたからこその棚橋のとっさの反応だったのではないか。

 ……(中略)…… 終盤の張り手の応酬では特にハラシマの攻撃が本来のえげつなさを欠いた点は否めなかった。残念だ。あえて苦言を呈した棚橋にもそれなりの覚悟があったのだろう。「スターをよりスターに、とは思ったんだけどね」という通り、いま一番旬な「棚橋弘至」と絡むことで、ハラシマのさらなる可能性を引き出したいという棚橋の考えは、業界を背負っていくべき立場にある人間として間違っていない。

 ……(中略)…… だが、ハラシマもまた、負けず嫌いな性格にかけては定評がある。相手がG1覇者であろうと意のままに操られるわけにはいかないとの意地は内心強かっただろう。

 ……(中略)…… いずれにしても、期待されたドリームマッチは互いの意識のずれが露呈したと言わざるを得ない。(40頁の巻頭特集。佐藤正行編集長)


(引用終わり)*******************************



 そして8月27日の新日本スマホ公式サイトにおいては、棚橋自身がこのことについて日記を更新したとのこと。

 伝聞形で書くのは、私がその公式サイトに登録していないからであり、そもそもスマホを持っていないからである。

 しかし要約がブログ「青空プロレスNEWS」に掲載されていたので、それを転載させていただく。(青空プロレスNEWS様、ありがとうございます。)



(引用開始)*******************************


 ”エースvs.エース” として組まれたカードなのに、HARASHIMA選手が他団体に興味が無いと言っていた事から、”井の中のエース” と挑発した。

 しかし自分が考えていたような展開にはならなかった。そしてHARASHIMA選手の感情を引き出して試合を盛り上げる事が出来なかった。

 それに対する怒りだったとの事です。


 しかし翌日の会見でHARASHIMA選手が新日本で試合してもいいと、他団体に意識を向かわせる事はできた。

 棚橋の日記ではそう記されています。


(引用終わり)*******************************


 【見方1】と【見方2】、そして棚橋自身の説明は、つまるところ「HARASHIMAが悪い」ということに要約されるようである。

 棚橋はさすがにそうは書いていないが(自分の力量不足だったようにも、怒りの対象は自分自身だったようにも書いているが)――

 やはりHARASHIMAが「他団体の選手に興味はない」と戦前(しかも棚橋参戦が発表され、当の棚橋が同じリングに立っている目の前で)発言していたこと、

 試合中のHARASHIMAが自分の意図(気遣い?)にノッてこなかったこと、

 HARASHIMAのプロレス技術あるいは力量自体に違和感を感じたことが、怒りの根源であるようだ。



 さて私はここで、HARASHIMA側に立って今回の「事件」を見てみようと思う。

 棚橋からHARASHIMAがどう見えたか、ということがこの問題の焦点でありファンの興味の集まる点なのだが、

 HARASHIMAから棚橋がどう見えたのか、ということもまた、それと等価のもう一つの焦点であるはずだからである。

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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