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「巌流島」放送中止理由の推測1

【推定理由1】PRIDE復活のためか?

 フジテレビ内には、格闘技の地上波放送復活を狙う一派が存在するらしい。

 おそらくは『巌流島』の立ち上げも、その一派の尽力によるものであろう。

 そしてつい最近、あのエメリヤーエンコ・ヒョードルが現役復帰するとの報道があった。

20150719ヒョードル
エメリヤーエンコ・ヒョードル(元PRIDE王者)



(引用開始)****************************


【海外MMA】ヒョードルが現役復帰を表明(イーファイト 7月16日記事)

 エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)が現役に復帰することを表明した、とロシアの国営タス通信(TACC)が7月14日に報じた。

 ヒョードルはリングス、PRIDEなどで活躍し、2001年から2009年まで無敵を誇ったため“60億分の1の男”と呼ばれた。

 2012年6月21日の試合を最後に現役を引退し、引退後はロシアスポーツ省特別補佐官とロシア総合格闘技連盟の長官を務めている。

 ロシア総合格闘技連盟のインタビューにて、ヒョードルは「リングに戻る時であると感じている。昔の傷が治り、回復した」と宣言し、多方面のコーチや選手でチームを結成してすでに復帰へ向けての準備を進めているという。

「これからプロレベルまで復帰するように努力する。リングに戻るためにやるべきことはまだある」と、復帰するまでにはまだ時間を必要とするようだ。

 また、復帰戦については大会を開催するプロモーションと交渉中であり、合意に達すれば試合日程と対戦相手が公表される、とヒョードルは話している。

(引用終わり)****************************


 ここで言う「復帰戦について交渉中のプロモーション」とは、谷川コメントで触れられた「12月31日放送決定の格闘技団体」すなわち旧PRIDE(榊原派)のことではないか、との一部情報もある。

 ヒョードルの現役復帰が、今の総合格闘技界・MMAファン・及び世間一般にとってどれほどのインパクトがあるのか、との考察は省く。

 が、確かに一つの注目ニュースではある。

 ヒョードル復活がPRIDE復活のリングで行われるなら、それは新生PRIDEにとってこれ以上望むべくもない切り札カードとも言えよう。

 フジテレビの格闘技復活派(格闘技班)にとって、まさに大願成就でもあろう。

 巌流島など、これに比べれば切り捨ててもどうということはないイベントなのかもしれない。


 しかしもしこの推定理由が正しければ、フジテレビ格闘技班は完全な二股をかけていたことになる。

 そして二股をかけるにしては、あまりに巌流島へ肩入れしすぎていたと言える。

 PRIDE復活のメドさえ立てばポイと捨てる――そんなつもりなら、まさにそのメドが立たなくなってから巌流島を立ち上げればよかったのだ。

 いくら何でもそんな没義道(もぎどう)で不合理なことはすまい、というのが私の感想である。


 そして以前、本ブログでは、巌流島第1回検証大会について5本の記事を書いた。

 2015年3月 7日記事 新格闘技イベント『巌流島』検証大会(2015.2.28)雑感①
 2015年3月 9日記事 『巌流島』検証大会 雑感② 寝技の削除について
 2015年3月10日記事 『巌流島』検証大会 雑感③ 「押し出し」ルールと相撲について
 2015年3月11日記事 『巌流島』検証大会 雑感④ 「異種格闘技戦」の復活
 2015年3月12日記事 『巌流島』検証大会 雑感⑤ 純粋プロレスラーの参戦

 その要点の一つは、「巌流島はPRIDEを目指さない」ということである。

 PRIDE(総合格闘技)と巌流島は、全然違う別物なのだ。

 巌流島実行委員会も、そういう方向を目指すとはっきり示していた。

 両者は両立できないものではなく、一方は「本格格闘技」、一方は「バラエティ格闘技」などとして、二本立てでやっていくこともできたはずである。  


 もしかしてフジテレビ内部では、「格闘技は1枠だけ」との決まりがあるのかもしれない。

 あるいは、急遽そういう決定がなされたのかもしれない。

 当たり前だがフジテレビは、格闘技専門チャンネルではない。

 他にいくらでも放送コンテンツは抱えているし、いくらでも発掘・生産し続けなければならない。 

 だからそういう「縛り」や「枠」があるのは当然のことである。(あらゆる会社・組織に予算枠があるのと同様に)


 そしてこれは全くの妄想に過ぎないのだが、フジテレビの上層部には、格闘技班の動きがまるで関東軍的なものに見えているのかもしれない。

 中央・上層部の命令を聞かず独自に(熱心に)行動し、また旧PRIDEの時のように(反社会的勢力と関わりを持ってしまうような)過ちを繰り返す――

 そういう芽を事前に摘むため、あえて青天の霹靂的に、内部にも思い知らせる形で放送打ち切りにしたのかもしれない。

 我々の知らないところで、フジ上層部(の一部)と格闘技班の間には何か鋭い対立・確執があるのかもしれない。


 だが、これらも可能性は薄いだろう。

 たとえ上層部が格闘技班に苦々しい思いを抱いているにしても、こんな形で放送中止・打ち切りにする必要はなかったはずである。

 衆院議員もいるような実行委員会、大物芸人(私はよく知らないが、千原ジュニアはたぶんそう呼ばれる地位にいるのだろう)らの顔を潰し、悪評や訴訟リスクを抱え込んでまでやるような仕打ちではないはずである。

(だいたい上層部というのは、そういうことを非常に嫌うものだ。)

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プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙

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