4月27日、新日本プロレスの矢野通(44歳)は、自身のツイッターで「ファンの迷惑行為」に苦言を呈した。 なんでも、地方巡業中に選手が宿泊するホテルでまで追いかけて待ち伏せ、執拗にサインを求めるなどするファンが、近年とみに増加しているとのこと。 つい先日のメルセデス・モネの「ストーカー的行為は止めて」の呼びかけに続き、本当にこういうことをする人は増えているらしい。 そして、今回の矢野通の苦言だが―― そ...
4月23日のスターダム横浜アリーナ大会では、あのフワちゃんがプロレス第2戦を行なった。 フワちゃん&葉月 VS 林下詩美&天咲光由組のタッグマッチで、結果はフワちゃんが林下詩美に敗れることとなったが―― この一戦で、プロレスラーとしてのフワちゃんの評価は(プロレスファンの間でも)ものすごく上がったようである。 とにかく、ことプロレスに関しては、「いい評判」しか聞こえてこないのだ。 試合の解説席にいた武藤敬...
4月23日、スターダムは女子プロレスとして20年ぶりに横浜アリーナで大会を開催した。 ひめかの引退試合もあったビッグマッチであったが、それを搔き消すがごとく王座移動が目白押しの大会でもあった。 主なところでは―― IWGP女子王座戦では岩谷麻優がメルセデス・モネを下して新王者に、 朱里vs橋本千尋の「女子プロレス最強決定戦」では朱里が勝利、 ワールド・オブ・スターダム王座戦では中野たむがジュリアを下して新王...
4月16日、スターダム参戦中のIWGP女子王者メルセデス・モネは、自身のSNSで(日本語で)日本のファンに呼びかけた。 自分の滞在するホテルなどでの出待ち行為、そのまま自分についてくるストーカー行為はやめてくれ、という内容である。(⇒ 東スポweb 2023年4月16日記事:メルセデス・モネがファンの迷惑行為に日本語声明「私の場所の特定はご遠慮頂きたく思います」) いやはや、こんなことする人がいるのである。 しかしこ...
4月15日の岸田首相襲撃(爆殺未遂)事件で激賞の的になっているのが、犯人の24歳の男を最初に取り押さえた漁師(漁港関係者というから、たぶんそうだろう)の咄嗟の行動である。 この男性は、犯人が爆発筒を投げ込んだ直後に背後から近づき、即座にヘッドロックをかけて犯人を制圧したという。(⇒ 毎日新聞 2023年4月15日記事:「漁港のおっちゃん」称賛の嵐 首相に爆発物、容疑者をヘッドロック) さて、プロレスファンなら...
4月12日、新日本・全日本・NOAHのメジャー3団体が会見を行い、6月9日(金)に3団体参加のオールスター戦「ALL TOGETHER AGAIN~元気があれば何でもできる~」を両国国技館で開催することを発表した。(⇒ スポーツ報知 2023年4月12日記事:新日、全日、ノア3団体参加のオールスター戦、6・9両国で開催…棚橋弘至、宮原健斗、清宮海斗そろい踏みで発表) 「ALL TOGETHER」の第1回は、東日本大震災復興イベントとして2011年8月27日...
4月8日の新日本サクラジェネシスで、メイン戦でのSANADA戴冠以外について2つ書いてみる。 一つ目は、日本での初試合となったメルセデス・モネのIWGP女子王座防衛戦、スターダムのAZMと葉月との3WAYマッチである。 この試合、「もちろん」モネの勝利・防衛はわかっていた。 こんな超大物が、1回も防衛せず王座陥落なんてことになるはずがあろうか。 肝心なのは試合内容だが、全員の動きの速い好試合だったと思う。 ただ、こ...
4月8日、新日本プロレス両国国技館大会「サクラジェネシス」が行われ―― そのメインイベントで挑戦者SANADAが王者オカダ・カズチカを破り、新日本最高峰のIWGP世界ヘビー級王座を獲得した。 このブログで何度か書いてきた、そしてつい最近も書いた、いわゆる「SANADA問題」がついに(ひとまずは)解決したのである。 (⇒ 2023年3月17日記事:SANADAロスインゴ脱退、Just“5”Guys加入ーSANADA問題にやっと前進) しかしまあ、新...
プロレス・格闘技界にとって、間違いなく今年最大のビッグニュースである。 4月3日、世界最大の総合格闘技団体であるUFCと、世界最大のプロレス団体であるWWEが合併することが発表された。 もっとも完全な対等合併というわけではなく、新会社はUFCの親会社であるエンデバー社の株主が株の51%、WWEの株主が49%を保有、 トップにはエンデバー社のアリエル・エマニュエルCEOが就任、WWE会長のビンス・マクマホンJr.は「会長」...
3月28日、音楽家の坂本龍一が亡くなった。これについては、既に別ブログで記事を書いた。(⇒ 2023年4月3日記事:坂本龍一死去-ラストエンペラーは永遠に) 私にとって坂本龍一の音楽の最高傑作は映画『ラストエンペラー』のそれなのだが―― しかしプロレスファンにとっては、忘れがたき(そして今でも使われている)あの名曲、『カクトウギのテーマ』を欠かすことはできない。 これは全日本プロレスが地上波でやっていた1990...