2月21日の武藤敬司引退大会では、一つ注目されていた対戦があった。 それが新日本の現・IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(35歳)と、NOAHの現・GHCヘビー級王者清宮海斗(26歳)のシングルマッチである。 清宮のオカダへの「顔面蹴撃」から始まり、 両者のシングルマッチ決定、 しかしオカダからの長期にわたる対戦拒否宣言、 それからのオカダの乱入による清宮のKO、 大会直前になっての「時間無制限一本勝負」への...
2月21日、東京ドームにおいて武藤敬司引退大会が開催された。 メインイベントは、武藤敬司vs内藤哲也。 その結末は、内藤哲也のデスティーノによる勝利であった。 もちろんこの結果は、大方のプロレスファンにとっては想定内のことである。 いくら何でも、あれほど両脚のハムストリングを肉離れしたと言い続けて完治もしていない武藤に、内藤が負けることはほとんど考えられなかった。 しかし試合内容はと言えば、特に武藤...
2月19日、米カリフォルニア州の新日本サンノゼ大会において―― 元WWEのメルセデス・モネ(旧名サーシャ・バンクス)が王者KAIRIを破りIWGP女子王座を獲得、2代目王者となった。(⇒ 2023年2月19日記事:【新日本】IWGP女子王者KAIRI、米国でメルセデス・モネに敗れ2度目の防衛に失敗) この結果自体は、大方のプロレスファンが予想していたことである。 なんたってメルセデス・モネ、天下の元サーシャ・バンクス。 彼女を参戦...
2月19日、全日本プロレス後楽園ホール大会で、永田裕志が王者・宮原健斗を破って三冠ヘビー級王座を奪取した。 これにより永田は、佐々木健介、高山善廣、小島聡、武藤敬司に続く5人目のメジャー3団体王座戴冠(グランドスラム)の達成者となった。 これに加え、新日本のIWGPタッグ、全日本の世界タッグ、NOAHのGHCタッグの3団体タッグ王座も全て戴冠したダブル・グランドスラムも、高山、小島、武藤に続く4人目になったそうだ...
2月11日、新日本プロレス大阪大会において―― バレットクラブのリーダーたるジェイ・ホワイトと、その同門のヒクレオが「敗者日本追放マッチ」を行った。 実績と格からは、むろんジェイの方が――元IWGPヘビー級王者――数段も上である。 だが結果は、ヒクレオの勝利。 ジェイは「日本から追放」されることとなった。(⇒ 日刊スポーツ 2023年2月11日記事:【新日本】ヒクレオ、前IWGP王者ジェイ・ホワイトを日本から追放も笑顔な...
2月10日、スターダムは“ジャンボ・プリンセス”ひめか(25歳)が4月に引退することを発表した。(引退セレモニーは5月) まさに青天の霹靂である。 引退の理由として本人は、●自分が20歳でデビューした時、5年経って自分が納得のいく立ち位置にいたら引退しようと決めていた。●目標が達成できたとは言えないが、今の自分が一番輝いているから悔いはない。●「良き挑戦者の立ち位置」が自分の限界だと思った。●自分は長期欠場と...
2月1日、新日本プロレス及び飯伏幸太本人は、1月31日付で飯伏が新日本を退団したことを発表した。 理由は「契約期間満了」である。(⇒ スポーツ報知 2023年2月1日記事:飯伏幸太が新日本プロレスを退団「契約期間満了により」大けがで21年から長期欠場) もちろん飯伏幸太と言えば、欠場中の昨年は「飯伏幸太の乱」とも言うべき新日本との確執を起こしていた。 今回の退団も、契約期間(1年間)満了をあえて待ち、確執や問...