1月27日、石川県知事にしてプロレスラーの馳浩は、定例記者会見において―― 1月1日の新日本vsNOAH対抗戦興行に電撃出場した際の報酬について、「10万円」であり雑所得として処理した、と明かした。(⇒ 北國新聞 2023年1月28日記事:馳知事、元日のプロレスギャラは10万円)(⇒ 2023年1月1日記事:NOAH元日興行3大サプライズ-新日本追撃の大号砲?(上)) プロレスラーの出場ギャラが何円か、というのは、プロレスファンにとっ...
1月23日、新日本プロレスは「22団体」からジュニアヘビー級選手が参加する「オールスター・ジュニアフェスティバル2023」を後楽園ホールで開催することを発表した。 これは、去年から高橋ヒロムがしきりに訴えていたことの実現である。(⇒ スポーツ報知 2023年1月24日記事:3月1日に国内22団体が集結しての「ジュニア・オールスター戦」開催…新日本プロレスが発表) そして、その参加する22団体の顔ぶれというのが、想像以上に...
1月22日、NOAH横浜アリーナ大会でグレート・ムタが「引退」して魔界へ帰った。 ムタのラストマッチ名は『End of Nightmare』。 ムタ&スティング&ダービー・アリン VS 丸藤正道&AKIRA&白使(新崎人生)の6人タッグマッチであった。(THE DIGEST 2023年1月22日記事:世界を席巻したグレート・ムタが最後の毒霧噴射でリングに別れ。白使の血を使った“27年前の再現”は「完」) 私の好きな外国レスラーの一人、かつムタとは色...
1月21日、新日本とNOAHの合同興行が横浜アリーナで行われた。 もちろん焦点は、新日本のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)とNOAHの混合というユニット同士の全面対抗戦――シングル5番勝負であった。 その結果は、次のとおり。(1) BUSHI(LIJ)× vs タダスケ(金剛)〇(2) 高橋ヒロム(LIJ)〇 vs 大原はじめ(金剛)×(3) SANADA(LIJ)× vs 征矢学(金剛)〇(4) 鷹木信悟(LIJ)〇 vs 中嶋勝彦(金剛)×(5) 内藤哲也...
1月17日(日本では18日)、AEWのトニー・カーン社長は、弟マークと共に「ブリスコ兄弟」として活躍中のジェイ・ブリスコ(38歳)が死去したことを明らかにした。 死因は交通事故だという。(⇒ 日刊スポーツ 2022年1月18日記事:新日本、ノア参戦のジェイ・ブリスコさん交通事故死、38歳 弟マークとブリスコ兄弟で活動) ブリスコ兄弟は、日本でもかなり活躍していたのは周知のとおり。 そして今でも、現役のROHタッグ王者で...
1月16日、全日本プロレスは所属の大森北斗を、酒席でのコンプライアンス違反を理由に「減給30%を3か月」「禁酒3か月」、ともに3月31日まで、とする処分を行ったことを発表した。 これはもう、誰しも二度見したに違いない。 減給3か月はありふれているが、禁酒3か月とは見たことも聞いたこともない――と。 社会人経験の長い人でも、こんな処分を聞いたことのある人はいないのではないか。 いや、長いプロレス史においても、ひ...
アメリカにザイオン・クラークという黒人男性がいる。 彼には生まれつき、下半身が丸ごとない。 しかしそれでも、なんとアマチュアレスリングの猛者でありタイトルホルダーである。 その身体能力は両手だけで20mを4.78秒で走るなど、健常者からは驚異的な光景だ。 その彼が昨年12月17日、カリフォルニア州総合格闘技コンペ「Gladiator Challenge」においてMMAプロデビューし、対戦相手(もちろん健常者)を判定で破って勝利...
新日本プロレス2023年1月4日の東京ドーム大会の第8試合は、王者ウィル・オスプレイと挑戦者ケニー・オメガのIWGP-USヘビー級選手権試合であった。 そしてケニー・オメガが勝利し、王座奪取の結末となった。 しかしこの試合、見た人は誰でもそうだと思ったはずだが、恐るべき凄惨な様相を呈した。 ウィル・オスプレイなんて頭部からかなりの量の出血をし、その血痕は場外マットにべっとりと「血だまり」となり―― それでも波状...
新日本プロレス2023年1月4日の東京ドーム大会は、アントニオ猪木追悼大会でもあった。 そこでは第2試合で史上初、スターダムのIWGP女子王者選手権試合が王者・KAIRI、挑戦者・中野たむの間で行われ、KAIRIが勝利して王座防衛した。 ところが、本題はそれではない。(語弊があるが、本当にそうなのだ。) 試合後に会場が暗転して登場したのは、何と元WWEのサーシャ・バンクス…… 改め、「メルセデス・モネ」という女子レスラー...
そして(3)、全世界のプロレスファン注目?の、中邑真輔VSグレート・ムタである。 この試合、ネット上では非常に評判が良く…… なんだか1月1日というしょっぱなから、早くも今年のベストバウトが決定したかのような雰囲気さえある。 私は正直、中邑真輔が「毒霧返し」をやるだろうとは、事前に思っていた。 もちろんグレート・ムタは毒霧を中邑に浴びせるし、それをしないのはまさに消費者を裏切る行為である。 しかし私は「...