日本プロレス史上でも有数の大事件、1.4事変。 1999年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会で起こったそれは、ごく短く言えば小川直也が橋本真也を「プロレスの枠を越えて」猛攻し、ボコボコにしてしまったという事件である。 小川の目はイッちゃっていたと言われ、試合後に小川が飛行機ポーズを取って「新日本プロレスファンのみなさん、目を覚ましてください!」とマイクしたことは極めて有名。 そして試合後の乱闘で、あ...
最近全然プロレスを見れていなかったのだが、その間の8月16日―― 新日本プロレスのスーパージュニアタッグリーグ戦において、SHOがYOHを裏切って(見限って)ショックアローを喰らわせるという事件が起こった。 これで二人のロッポンギ3Kは解散・分裂である。 二人は開幕3連敗中で、いいかげんSHOが業を煮やした形だ。 しかし思えば7月1日、SHOがGLEATの旗揚げ戦メインにUWFルールで出場したのは、彼が別の道を行く前兆だった...
大仁田厚に最も近しい選手としてプロレスファンには名高い、保坂秀樹が8月2日の朝に亡くなった。享年49歳。 2019年から治療していた大腸癌・肝臓癌によるものだった。(⇒ 2021年8月2日記事:〝邪道の必殺技を最も食らった男〟プロレスラー保坂秀樹さん死去) それにしても、49歳である。あまりにも若い。 そして、毎年の週プロのプロレスラー名鑑を熟読している人にとってはともかくとして―― 保坂秀樹が今まだ49歳であった...