7月25日の新日本・東京ドーム大会は、新日本として初の「夏の」東京ドーム大会であった。 そのメインイベントたるIWGP世界ヘビー級選手権試合は、現王者の鷹木信悟と挑戦者(で初代王者)飯伏幸太が戦うはずであったが―― 飯伏は体調不良が直らず、急遽ピンチヒッターで登板したのは「やはり」棚橋弘至であった。 この「やはり」は、「まだ」と言い換えるべきかもしれない。 こういう種類の新日本のピンチに立ち上がるのは、...
初代タイガーマスク・佐山聡の率いる団体、ストロングスタイル・プロレス―― それが7月15日、(満を持して?)女性版タイガーマスクたる「タイガー・クイーン」の姿をお披露目した。 女性としてはかなり長身で、確かに170センチは超えているだろう。 そしてこのタイガー・クイーン、空前の超大型新人(と言っても、中身は新人でないかもしれないが)という言い方では足りないほど、まだ試合していないうちからものすごい高評価...
7月4日、スターダム横浜武道館大会のメインイベント、赤いベルトの王座を賭けた王者・林下詩美と挑戦者・刀羅ナツコの試合は、 刀羅ナツコが場外へのフットスタンプを仕掛けた際に着地に失敗して負傷、レフェリーストップで王者の防衛となった。 もちろん刀羅ナツコは号泣、詩美の方も涙ぐんでコメントをした。 悪のユニットのトップを務める者としてのナツコの心境を思うと、こっちが胸が痛くなってくるようだ。 あるいはこ...