8月12日、新日本・G1クライマックス優勝決定戦は、飯伏幸太vsジェイ・ホワイトとなり―― 飯伏幸太が勝利し、G1初優勝を果たした。 この結果は、昨日の記事で書いたように「わかりやすすぎる前フリの結果」どおりである。 そして試合展開も、案の定「卑怯殺法」を繰り出すジェイを破るという、典型的な勧善懲悪ものであった。 よって、近年の新日本の方針どおりのハッピーエンドになったのだが…… しかしそれゆえに、「KENTAの...
8月11日のG1Bブロック公式戦、タイチvs石井智宏の対戦を、この日のベストバウトに挙げる人が大半だと思う。 結果はタイチが石井に初勝利を収め、内容も本人が事前に言っていた「(暗黒)四天王プロレス」に恥じないものだと思うのだが―― この試合のインパクトをより強めたのは、解説の獣神サンダー・ライガーが、実況の野上慎平アナに激怒・激発したことである。 タイチがパワーボム(だかラストライド)を決めたとき、野上ア...
新日本・G1クライマックス決勝戦は、Aブロック代表の飯伏幸太と、Bブロック代表のジェイ・ホワイトの組み合わせとなった。 8月11日のメインで内藤哲也を破り決勝進出を決めたジェイは、飯伏をリング上に呼び込んで握手―― と見せかけて外道と示し合わせ、痛めている飯伏の左足首をイスなどで破壊する暴挙に出た。 もちろんブーイングなのだが、しかし誰もが思うように、これは飯伏が明日の決勝で勝つという強力なフラグである...
やや古い話になるが、週刊プロレス8月7日号(No.2022)の「棚橋弘至のドラゴンノート」のテーマは、「ストロングスタイル」であった。 最近ザック・セイバーJr.がよく言っている「ストロングスタイルは死んだ」という言葉が、棚橋の琴線に触れたからとのこと。 そして、このドラノー記事の中でも言及されているように―― 棚橋が対談でアントニオ猪木に「ストロングスタイルって何ですか?」と聞いたとき、猪木が「そんなの知ら...
G1クライマックス29の8月1日大会を、サムライTVの生中継で見た。(と言っても後半の一部だけ) メインイベントは後藤洋央紀vs石井智宏で、後藤洋央紀が激戦を制して勝利。 このブログでは何回か書いてきたことだが、私は後藤洋央紀は日本マット界有数の優れたレスラーだと思う。 しかし、にもかかわらず、いつまで経っても彼が新日本のトップ戦線に食い込めない(一時は、食い込んでいたことがあるが)のは、日本マット界の七...