2月21日、飯塚高史の引退試合が行われた。 カードは オカダ・カズチカ&矢野通&天山広吉 vs 鈴木みのる&タイチ&飯塚高史。 飯塚は最後、天山の呼びかけと観客の飯塚コールに頭を抱えて懊悩し、いったんは天山と握手したがすぐ噛みつき。 結局は天山のムーンサルトプレスでスリーカウントを取られて試合に負けたが、鈴木軍総出で天山に暴行を加えアイアンフィンガーフロムヘルで一撃を加えて終わった。 引退のテンカウント...
サムライTVの生中継で、ジャイアント馬場没後20周年追善興行を見た。 オープニングはアントニオ猪木の登場で、「リングに上がったら挑戦を受けることになってしまうので」としてリングに上がらず下からメッセージを送り、恒例のダーをやった。 しかし猪木、いついかなる時でも馬場のことを語るときは「オマエはいいよなぁ」と言われた件を持ち出す。(もう一つは、「寛至、プロレスっていいよなぁ」と言われたことである。) ...
明日2月19日に行われるジャイアント馬場没20年追善興行に先立ち、あの新間寿(83歳)氏が、亡きジャイアント馬場に捧げた手紙を報道陣に公開した。 1999年1月31日、馬場死去の報を聞いた当日にしたためたものだそうだ。(⇒ スポーツ報知 2019年2月18日記事:“過激な仕掛け人”新間寿氏、馬場さんが亡くなった日に霊前へ捧げた手紙を公開…「馬場さんを思いて」) 一読して感じるが、まるで戦前の激情思想家のような文章である...
サムライTVの生中継で、2月16日マッスルマニアと2月17日DDT両国大会を見た。 この両国2連戦、実質的にはどちらもDDTの興業であることは言うまでもない。 そしてこの2連戦で最も印象に残ったのは―― 純烈の酒井一圭(さかい かずよし)さんが体重100キロを超えているらしいことであり、 しかも稀に見るようなデベソだったことである。 いやあ、あれは衝撃映像の一種ではあるまいか…… それはともかく、DDT本体には本当に悪い...
新日本プロレス2月11日エディオンアリーナ大阪大会で、王者・棚橋弘至と挑戦者・ジェイ・ホワイトとのIWGPヘビー級選手権試合が行われた。 結果はジェイ・ホワイトが勝利して王座戴冠、1.4東京ドームで8度目の王座に就いた棚橋は、初防衛に失敗しわずか1ヶ月あまりの短命王者で終わった。 この結果を予想していた人は、おそらく新日本ファンの7割くらいを超えていたと思う。 今の棚橋のコンディションで旭日昇天の勢いのジェ...
作家で元通産官僚の堺屋太一氏が、2月8日に亡くなった。享年83歳。(⇒ 産経新聞 2019年2月10日記事:未来見据えた「時代の仕掛け人」 堺屋太一さん死去)(⇒ 産経新聞 2019年2月10日記事:作家の堺屋太一さん死去 「団塊の世代」名付け親、万博を企画) 堺屋太一と言えば、誰でも知っている言葉「団塊の世代」を作った人である。 あの伝説的な大阪万博の仕掛け人とされ、大河ドラマ『秀吉』の原作者であり、日本史上最も有名...
青天の霹靂、または恐れていたことが、ついに新日本プロレスから発表された。 あの「超絶筋肉レスラー」北村克哉が、1月31日に(練習中のケガにより)新日本を退団していたことが、2月5日に発表されたのである。(⇒ 新日本プロレス公式サイト 2019年2月5日記事:北村克哉選手、退団のお知らせ) ああ、これほどプロレスファンにとって残念無念な知らせがあるだろうか。 このニュースを聞いて心底ガックリ来た人は、数百人単位...
今年50歳を迎えるザ・グレート・サスケが、夏頃から1年間の長期欠場に入り、手術などを行うことを明かした。(⇒ スポーツ報知 2019年2月3日記事:50歳を迎えるザ・グレート・サスケが1年間の長期欠場へ「手術して完全復活できれば…」) サスケのあまりにも体を張った試合ぶりは、プロレスファンには周知のことである。 「和桶をかぶって後ろ向きにラダーやコーナーポストから落ちる」なんてムーブを「得意技」にしている人...
2月3日の新日本プロレス札幌大会2日目のメインイベントは、王者・内藤哲也と挑戦者・タイチのIWGPインターコンチネンタル王座戦であった。 しかし内藤哲也が花道から出てくる途中、背後から(もうすぐ引退を控える)飯塚高史がラダーで殴打襲撃を加え―― まだ試合も始まっていないのに、一時は内藤がバックステージにおんぶして連れて帰られるという「事件」があった。 新日本プロレスにおいては「冬の札幌は何かが起こる」と...