海の向こうから、突拍子もないニュースが飛び込んできた。 あの日本人WWEスーパースターの中邑真輔が、なんと警察犬に噛まれて負傷し試合を欠場したというのだ。(⇒ サンスポ 2018年6月27日記事:人気レスラー・中邑真輔が警察犬にかまれ脚負傷 WWEの「スマックダウン」欠場) いったいあなたは今まで、レスラーが犬に噛まれて欠場したというニュースを聞いたことがあるだろうか。 これはもしかしたら、正真正銘に前代...
6月24日のDDT後楽園ホール大会(What are you doing 2018)のメインイベントでは、入江茂弘が樋口和貞を破ってKO-D王座を防衛した。 さて、入江茂弘と言えば「体制批判」である。 試合後のリング上では、エクストリーム級王座を防衛したHARASHIMAが次の挑戦者に名乗りを上げた。 しかし、KO-Dとエクストリームのダブルタイトル戦にすることは拒否し、観客と入江がブーイングを上げる。 そして入江は、バックステージでのコメ...
6月23日、鈴木みのるのプロデュースする「大海賊祭」が、横浜市赤レンガ倉庫イベント広場で行われた。 自身の30周年記念試合でオカダ・カズチカと戦い、しかも無料ということで注目されたこのイベント(試合)だったが―― あいにくこの日の横浜市は大雨、いや豪雨という天気になってしまった。 イベント主催者としては悪夢のような話だが、しかし察するにレスラーとしての鈴木みのるは、心中嬉しい昂ぶりを感じていたのではな...
6月18日、ビッグバン・ベイダー(本名レオン・ホワイト)が肺炎で死去した。享年63歳。 若すぎる死と言うべきだが、プロレスファンなら既に2016年の時点で彼が「余命2年」を宣告されていたことを知っている。 また、2017年4月20日の藤波辰爾デビュー45周年記念大会(後楽園ホール)では、試合後にベイダーが昏倒し3分間も仰向けで動かなくなったことも知っている。 それから確かに約2年、ベイダーは生涯を閉じた。(⇒ スポー...
これは、驚天動地のニュースである。 これに比べれば、先日の史上初の米朝首脳会談なんて屁のようなものだ。 日本「女子プロレス界の横綱」、紫雷イオと並ぶ女子プロ界トップ中のトップである里村明衣子が、8月に開催されるWWEのメイ・ヤング・トーナメント(女子トーナメント)に出場する予定だと、東スポが伝えた。(⇒ 東スポweb 2018年6月14日記事:仙女・里村もWWE参戦 8月開催「MYC」出撃濃厚) 紫雷イオがスタ...
新日本プロレス6月9日大阪城ホール大会を、スカパーテレ朝チャンネル2の生中継で見た。 NEVER王座戦はマイケル・エルガンが後藤洋央紀を破り戴冠、 IWGPタッグ王座戦はヤングバックスがSANADA&EVILを破り戴冠、 IWGPインターコンチネンタル王座戦はクリス・ジェリコが内藤哲也を破り戴冠、 IWGPヘビー級王座戦はケニー・オメガがオカダ・カズチカとの60分3本勝負(トータル64分50秒)を制し戴冠―― と、全く外国人づくしの...
6月4日・新日本プロレス後楽園ホール大会(スーパージュニア決勝戦)を、スカパー・テレ朝チャンネル2の生中継で見た。 結果は34分の長時間激闘の末、高橋ヒロムがタイムボムで石森太二を破り優勝。 この試合、エクセレントとまでは言わないがやはり名勝負は名勝負である。 解説のライガーも慨嘆していたが、この危険技の応酬の流れはどこまで行ってしまうのだろうとは思う。 こういう試合をWWEのスカウト陣やトリプルHらが...
サムライTVの生中継で、6月3日・新日本プロレス後楽園ホール大会を見た。 この日は翌日に控えた第25回スーパージュニアのA・Bブロック代表者が決まる日だったのだが―― 大半の人にとって最も印象に残ったのは、ウィル・オスプレイvsフリップ・ゴードンという決勝進出戦には無関係なカードだっただろう。 オスプレイ、あのリコシェ戦に続き、またも「やらかした」のである。 (⇒ 2016年5月27日記事:リコシェvsオスプレイ(...