つい昨日「鈴川真一は身の振り方をどうするのだろう」と書いた矢先―― 本日6月29日、彼は都内ホテルにアントニオ猪木を訪ね、土下座して今回の騒動を詫びると同時に、IGFを退団したことを告げた。 一方IGFの公式サイトでは、鈴川はフリーになるのではなく猪木の新イベント(団体ではない。今のところは)「ISM」に移籍したとされている。(⇒ 日刊スポーツ2017年6月29日記事:弓引けん!猪木氏に鈴川真一が面会IGF退団おわび...
IGFが創設者・アントニオ猪木の「五十代の新妻」である橋本田鶴子(たづこ)氏を不当利得返還請求で訴え、6月27日にその第1回審理が東京地裁で行われた。(この日は書面のやりとりのみ。) 同日、IGFは会見を開き、社長・青木弘充(42歳)氏、取締役・サイモン猪木(43歳)氏、エグゼクティブプロデューサー・宇田川強(38歳)氏、そして猪木の実弟・猪木啓介(69歳)氏が出席した。 なおサイモン氏は、「何が間違っているか正...
アントニオ猪木とIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)の抗争は、どうやら“プロレスの話題作り”ではなく本物のようである。 猪木がツイッターで代理人弁護士の資料を公開すれば、 IGFは公式サイトで6月14日の株主総会通知書を公開する。 特にIGFの株主総会通知の最後の1枚に書かれていることは痛烈極まる猪木批判であり、こんな通知が届くなら私もIGFの株主になってりゃ良かったと思うほどである。(しかし、IGFの株って...
プロレスファンにとって、選手の入場曲(テーマ曲)とは大事なものである。 それが聴けない(著作権フリーの曲に差し替えられる)から新日本プロレスワールドへの加入をためらう人は、相当多数に上るはずである。 プロレス団体としてこれに対応する策は、むろん既存の曲を使わずオリジナル曲を発注して保有することだ。 実際新日本プロレスなどは、少なくとも所属する生え抜き日本人選手の曲は、全てオリジナル曲にする方針で...
6月7日、JASRAC(ジャスラック。一般社団法人日本音楽著作権協会)は、2018年1月1日以降に日本各地の音楽教室が(JASRACが著作権管理する)音楽を流す際及び演奏する際は、受講者数と受講料に応じた使用料を支払わなければならないという、使用料規定の改訂を文化庁に届け出た。(これにより音楽教室は、年間受講料の2.5%を納入する必要があるという。) これに対して音楽教室側は、ヤマハ音楽振興会や河合楽器製作所などを中...
6月10日に韓国で行われたROAD FC大会で、世志琥がチュン・ソンユとの4ヶ月ぶり再戦に臨み、1ラウンド4分47秒で勝利し総合格闘技2連勝を飾った。 なおこの試合の決まり手は「アメリカーナ」というが、V1アームロックのことを今はこう呼ぶそうだ。知らんかった…… 高橋奈七永のラウェイといい世志琥のMMAといい、このシードリング師弟、確実に他流試合で(プロレス以外の格闘技で)結果を出している。 これはいかにアンチと言え...
新日本プロレス6月11日・大阪城ホール大会(DOMINION)は、第0・第1試合を除く7試合が全て王座戦という、ハイパーインフレみたいな大会であった。 あんまりタイトルマッチが多いので何に手を着けていいのかわからなくなりそうだが―― とはいえ正直、タッグタイトルにはみんな関心が薄いと思う。 いつからか新日本のタッグタイトルというのは、シングルタイトルに比べはるかにどうでもいいものになってしまった。(王者がコロコ...
6月3日の新日本・代々木国立競技場第二体育館大会において、KUSHIDAがウィル・オスプレイを破りベスト・オブ・スーパージュニアで2度目の優勝を飾った。 私も2015年には「Super Jr.はKUSHIDAが優勝――新日本ジュニアの「新しいステージ」とは」という記事を書いているので、同じタイトルで記事を書くのは今回が2度目になるわけだ。(⇒ 2015年6月7日記事:Super Jr.はKUSHIDAが優勝――新日本ジュニアの「新しいステージ」とは) ...
IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)が、混乱というか存亡の危機に陥っているようである。 5月25日、アントニオ猪木(74歳、参議院議員)は新格闘イベント「ISM(イズム)」の開催を発表。(7月24日に後楽園ホールで開催。この会見には藤原喜明、西村修、木戸修、鈴木みのるも出席した。) その場で猪木はIGFについて、「会社の整理という形で考えていて」と発言した。 これを受けて6月2日のNEW(エヌ・イー・ダブリュー...