人間関係を持つことをリスクと捉え、嫌がる心理。 これが恋愛離れと非婚化の根本にあることを、今まで綴ってきた。 ここで思い起こされるのは、あの徳川家康の旗印「厭離穢土欣求浄土(おんりえど・ごんぐじょうど)」である。 “穢らわしいこの世を厭(いや)がって離れ、清らかな楽土を追い求めよう”―― とても戦国武将らしからぬ、しかも天下人であり260年続く王朝を打ち立てた戦国最終覇王とは思えないほどのダウナー系の文...
恋愛・結婚が嗜好コンテンツの一つであり、 もちろん人間関係でもあり、 さらには人間関係というものがリスク&嫌な負担と捉えられている―― との観点に立てば、恋愛・結婚というものが、無数のコンテンツが競う市場において、 魅力に欠ける劣等コンテンツと見なされるのは当然である。 特に結婚は、それをすることで「強制される人間関係」、「なかったはずの心配のタネ」が爆発的に増えるという致命的な面を持っている。...
何度も何度もこのブログで書いてきたことだが、今の世はニュース社会である。 まともに普通に生きていれば、一日に何十件ものニュースを目に/耳にする。 むろんその中で最も多いのは、事件・事故に関するものである。すなわち「人間」に関するものということだ。(科学的発見だとか、自然現象に関するものではない。) 特に「社会」カテゴリーに属するニュースは、ほとんど百パーセントが詰まるところ「人間関係」に関するも...
まず、「(1) 恋愛・結婚・子育て(「恋愛等」)がコンテンツ化し、趣味・娯楽の選択肢の一つとなった」ことから。 しかしこれはもう言い古されてきたことなので簡単に述べる。 現代において恋愛等は、世にあまたある趣味・好み・生き方のうちの一つとなった。 ゲーム、スポーツ、アニメや読書や学問研究と同列の、快楽増進・幸福追求のためのコンテンツ(素材)なのである。(もちろん学問の道に進んだ人は、それが面白いから...
1月20日の日テレnews21で、「若者の恋愛離れ」がテーマになった。 結婚情報サービス会社「楽天オーネット」が今年の新成人を対象に行った調査によると、次の結果が出たそうだ。●「交際相手が欲しい」と答えた新成人 ・2000年=男性91.6%、女性88.5% ・2016年=男性63.8%、女性64.2%●実際に交際相手がいると答えた新成人 ・2000年=男女とも50.0% ・2016年=男女とも26.2% また、2015年に内閣府が発表した2014年度...
昨日か今日から、ネット上では「すしざんまい」社長に関する記事が非常に多くなっている。 皆さんすでにご存じだろうが要約すると、大手寿司チェーン・すしざんまい((株)喜代村)の木村清社長がソマリアの海賊を壊滅させたというのである。(元ニュースは「ハーバー・ビジネス・オンライン」2016年1月18日記事) 同記事によると、木村社長はソマリアの海賊に対し船や漁業ノウハウを与え、海賊しなくても漁業で生活できるよ...
最近忙しくて、ブログの更新はおろか録画したプロレス番組も見れていない。 ところでちょっと短く書くが、鈴木みのるのいう「時限爆弾」(NOAHを裏切って鈴木軍につく人間)とは誰なのだろう? まず、第一の時限爆弾は杉浦貴。昨年12月23日の大田区体育館大会で裏切った。 その前から鈴木みのるは「この大会は誰も見たことのない結末になる」と前フリをしていたのだが、それがおそらく「裏切り」を意味しているのはけっこうな...
東スポweb・1月14日記事によると、総合格闘技イベント・DEEPの佐伯代表は、プロレス復帰を表明した世Ⅳ虎に参戦オファーを出す方針を示したらしい。「アマンダ・ルーカス(映画監督ジョージ・ルーカスの娘)と戦ってもらえたら面白い」と「猛プッシュ」しているそうだが―― やはり日本において重量級(外国人)女子MMA選手の相手としては、女子プロレスラーしかいないという現状が浮き彫りになった。 だいたいアマンダ・ルーカス...
先日、水戸市で起きた成人式妨害事件について書いた。(⇒ 2016年1月10日記事:成人式・水戸の乱2016) そこでは「これまであった成人式騒動の中でも悪質度は最高レベル」であり、「それでも警備員に頭を下げたら立件されなかったというのだから、茨城の警察も甘いものだという感想を禁じ得ない」と書いたのだが―― 続報があり、茨城県警水戸署は1月15日に威力業務妨害の容疑で「水戸市河和田のとび職・五十嵐勇哉(20)」及び同市...
またまたブレイキング・ニュースである。 シードリング・1月11日後楽園ホール大会での田中将人vs高橋奈七永の試合中、突如現れた私服姿の世Ⅳ虎が奈七永のセコンドに付いたという。 世Ⅳ虎は敗れた奈七永に肩を貸し退場、一緒に医務室に入ってしばらく話をした模様だが、マスコミには何も言わず会場を後にしたとのこと。 いやはや、ここまですればもう世Ⅳ虎のプロレス復帰は確実と見るべきだ。 おそらくそれは、次回か次々回の...