碧志摩(あおしま)メグへの反対・反感の第一は、それが「若い女性の体を強調する」デザインであり、過度に性的で女性蔑視だというものだ。 そしてそれは、本物の海女たちを侮辱し冒涜することになるという。 確かに碧志摩メグは脚を露出し、胸も露出こそしてはいないが大きいと言えば大きい。 しかし少なくとも脚については、「海女」をモチーフにしている以上そうなっても不思議はない。 また、ゲームやアニメの萌えキャラ...
三重県志摩市の公認萌えキャラ、「碧志摩(あおしま)メグ」をめぐってちょっとした騒動になっている。 少し長くなるが、雰囲気を掴むために引用しておく。碧志摩メグ(ⒸMARIBON)碧志摩メグ・サミットポスター(ⒸMARIBON)(引用開始)*******************************三重県志摩市の海女「萌えキャラ」は女性蔑視 「サミット」開催時に海外首脳に見せられない??(J-CASTニュース 8月7日(金)19時15分配信) 三重県志摩市に...
もしかしたらこの試合の意義を理解し、「期待される姿」を実現しようとしたのは(それは「社命」でもあったのだろうか?)、HARASHIMAの方であったかもしれない。 いや、あるいはHARASHIMAもまた、団体の期待・社命に易々と応じるレスラーではなかったのかもしれない。 HARASHIMAは、どうでも最後には負けねばならない。 しかし棚橋に引き立ててもらうのは嫌だ。 それでも親善試合の形式を壊すわけにはいかない。 むろん「...
棚橋は、どうにかしてHARASHIMAを引き立てようとしていた。 DDTのエースをさらにエースらしく見せようとしていた。 HARASHIMAの感情を引き出し、試合を盛り上げようとしていた。 自分でもそうコメントし、日記にも書いた。 しかしそれができなかった。だから怒った。 その原因はと言えば、「両者のプロレス技術の違い(または差)」及び「HARASHIMAの心構え」の2つである―― 要約すればこうなると思う。 だがHARASHI...
『週刊プロレス』最新号(No.1809)を、今日読んだ。(あまり都会でない所に住んでいるので、発売は一日遅れなのだ。) そこではDDT両国大会における「棚橋の怒り」について、2通りの見方が書かれている。(引用開始)*******************************【見方1】 おそらくハラシマの基本的なプロレスの技術について苦言を呈しているようだ。(14頁の試合レポート。井上記者)【見方2】 (序盤戦、棚橋がハラシマとのリスト...
〈部分1〉 俺は珍しく怒ってるよ。グラウンドで競おうとか、打撃で競おうとか、技で競おうとか。 ナメたらダメでしょ。これは悪い傾向にあるけど、全団体を横一列で見てもらったら困るんだよ!(※机をドンと叩く) ロープへの振りかた、受け身、クラッチの細かいところにいたるまで、違うんだから。〈部分2〉 「技が上手だね、マスクがいいね、筋肉が凄いね」じゃないところで俺らは勝負してるから。〈部分3〉 まあ、これ...
8月23日のDDT両国大会で対戦した、棚橋弘至(新日本)とHARASHIMA(DDT)。 棚橋の完勝で終わった試合後、コメントスペースで棚橋は「珍しく」怒りを露わにした。(引用開始)*******************************【棚橋】 4試合連続で、両国で試合することに恵まれました。まずはそれにありがとう。 俺は珍しく怒ってるよ。グラウンドで競おうとか、打撃で競おうとか、技で競おうとか。 ナメたらダメでしょ。これは悪い傾向に...
サムライTVの生中継で、DDT両国国技館大会を見た。 まず、セミファイナルの棚橋弘至vsHARASHIMAから。 ちょっと驚いたのは、あまりにもあっさりと、かつ圧倒的に棚橋が勝ってしまった(素人にはそう見えた)ことである。 DDTの両国大会も毎年恒例だが、そこに新日本のトップどころ選手が参戦するのもまた恒例――そして、新日本側が勝つのも恒例。 むろん今回、HARASHIMAが棚橋に勝つなどと思ってい...
プロレスとはただ単に試合そのものでなく、各選手の経てきた歴史や人生をひっくるめて――時には観客自身のそれを重ねて――観るものである。 それがプロレスの醍醐味であり、面白さであり素晴らしさである。 熱心なプロレスファンはそう思っているし、そう感じるからこそ熱心になったはずだろう。 これは、プロレスの独自性とも言える。 その他のスポーツでも小説の世界でも、何らかの賞を取ったことにより初めてその人物がクロ...
(注)今回の記事は、棚橋ファン・中邑ファンにはやや不快に思われるかもしれないことを、あらかじめお断りしておく。 ******************************* 今年のG1決勝戦は、棚橋弘至VS中邑真輔だった。 これが新日本の黄金カードであり頂上決戦であり宿命の対決であることは、プロレスファン全員が認めるだろう。(これを否定する人は、もうそういう性格の人だとしか言いようがない。) 今回の決勝戦もまた、30分を超える...