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官邸ドローン事件と個人テロリズムの時代 その2 兵器としてのドローン

 ラジコンヘリに爆弾を積んで特攻させる。 銃火器を積んで攻撃に使う。 これらはたいていの男が考えつくことである。 では、なぜ、それが実現されないのだろうか。 なぜ世界各国の軍隊・警察で、そういう部隊が編成されたと聞かないのだろうか。 私は軍事評論家でも兵器アナリストでも何でもないが、以下、思いつくままにその理由を挙げてみよう。(1)搭載兵器が極めて限られる ラジコンヘリもドローンも小型軽量である。...

バーン・ガニアと阿修羅原の死去、そして猪木の死と昭和の終わり

バーン・ガニア(1926-2015)阿修羅・原(1947-2015) 4月27日にバーン・ガニアが、28日には阿修羅原(本名:原 進)が死去した。 享年は前者が89歳、後者は68歳だった。 ガニアは長年「AWAの帝王」として君臨し、原は天龍源一郎とのタッグチーム「龍原砲」で一時代を築いた。 ガニアの引退は1981年、原の引退は1994年。 AWAは1991年に崩壊し、天龍は今年11月に65歳で引退しようとしている。...

官邸ドローン事件と個人テロリズムの時代 その1

落下したドローン(裏返しの状態)ドローンの見つかった首相官邸屋上(4月22日) 首相官邸の屋上にドローン(セシウム汚染砂を搭載)が落下した事件、容疑者が自ら出頭して逮捕された。 容疑者は山本泰雄(40歳)。「官邸サンタ」を名乗り、「ゲリラブログ参」というブログもやっていた。 写真を見ると、なかなか精悍な顔立ちであり知能も低くないようである。(私はけっこう顔で人を判断する方だ)山本泰雄容疑者(40歳) ...

森嶋引退と「プロレス界の中心」NOAH

週刊プロレスno.1789(5月6日号) 引退した森嶋猛(引退した以上「さん」か「氏」を付けるべきかもしれないが、ここでは付けない)が、フェイスブックに自分の心情と行動を詳しく書いているという。 「という」と書くのは、私がフェイスブックをやっていないので直接見れないからである。 しかしブログ『伊賀プロレス通信24時間 日常茶飯事』4月24日付けに掲載されていたので、読むことができた。 非常に興味深い内容なので、...

森嶋猛、引退

 NOAHの森嶋猛が電撃引退するという。 理由は、糖尿病。 糖尿の気がある私にも人ごとではない。 「やる気元気、モリシ!」で大会を締めていた時期もある森嶋だが、思えば最近はどことなくテンションの上がらない表情をしていた。 ドンを失った超危暴軍は、いよいよマイバッハ谷口が中心にならざるを得ないだろう。 NOAHに残された数少ないヘビー級選手であり、本当は年齢的にもとっくに中心になっていなければならな...

04/19のツイートまとめ

kamakuramin222 人生で、たぶん一番回数の多い後悔=休日の過ごし方 04-19 05:01...

プロレスと「差別」その11 カミングアウト論Ⅱ-それでもプロレスの近未来は明るい

 日本のドラマではまず冒頭に、「この作品は実在の人物・団体などと一切関係ありません」と表示するのが慣例となっている。 しかしWWEの番組では(もちろん現地に来ている観客にもだろう)、そういう表示は一切なされない。 また、WWEの番組では「絶対に選手のマネをするな」とのWWE自身のコマーシャルが挟まれているが、そこでも「選手同士は協力して演技するプロである。決して素人同士がマネするな」などとは言って...

プロレスと「差別」その10 カミングアウト論Ⅰ-WWEの告白と建前

 プロレスとは、あらかじめ結末の決まったショーなのです。決して本当に勝敗を争っているわけではありません。 それを最初から告白しておくべきだというのがカミングアウト論である。 プロレスの試合は本当は「試合」ではない、しかし試合という劇のショーを見てくれ、その内容とクオリティを楽しんでくれというものである。 これを実行し、しかも成功したとされているのが、アメリカ最大(世界最大)のプロレス団体であるWW...

プロレスと「差別」その9 最重要問題:プロレスラーは嘘をついているのか?

 しかしながら、プロレスが蔑視され低く見られる最大の要因は、やはり「八百長」であり「インチキ」な「ショー」と思われていることである。 先にも触れたが、現代人は「おまえはショーをバカにしてるのか。劇団員とか俳優を低く見てるのか」と聞かれても、素直に「はいそうです」とは答えない。 テレビに出ている人を「電波芸者」「タレント学者」と腐したとしても、じゃあ芸者やタレントは「下」だと思ってるのかと聞かれれば...

プロレスと「差別」その8 漂白芸能としてのプロレス

 さて、芸人の中でも特に低く見られてきたのが「漂白の芸能民」である。 彼らを「下の人間」と見なすのは、これまた日本に限った話ではない。最も知られているのはヨーロッパのジプシー(ロマ族)だろう。 日本で言えば、門付(かどつけ)芸人・声聞師(しょうもじ)・白拍子(しらびょうし)・傀儡子(くぐつし/かいらいし)などと呼ばれた人々である。 現代でも通じる言葉で一括すれば、それは「大道芸人」となろう。学問風...

Appendix

プロフィール

平 成敏

Author:平 成敏
1970年代生まれの男性。
認定ファシリティマネジャー、主に施設管理の仕事に従事。
プロレス、社会、歴史など、興味関心のある分野についてあまり脈絡にこだわらず書いていきます。(⇒プロレス以外の話題については、別ブログ【社会・ニュース・歴史編】をご覧ください。)

著作一覧(アマゾンkindle版)

ペペチール第三王朝の興亡:表紙 世界系統樹:表紙 尊敬なき社会(上):表紙 尊敬なき社会(下):表紙 表紙:『もうすぐ無人島になる瀬戸内の島へ』 ブログ販売欄掲載用

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